間違ったブルーオーシャン戦略

ちまたでは幸せの青い海と言われているそうです。

 

そう、ブルーオーシャン戦略のお話です。

あなたは
ブルーオーシャン戦略をご存知でしょうか?

Wikiペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E6%88%A6%E7%95%A5

競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説く。そのためには、顧客にとってあまり重要ではない機能を「減らす」「取り除く」ことによって、企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だとしている。そのための具体的な分析ツールとして、「戦略キャンバス」などを提示している。
従来からよく知られているマイケル・ポーターの競争戦略が、「事業が成功するためには低価格戦略か差別化(高付加価値)戦略のいずれかを選択する必要がある」としているのに対し、ブルー・オーシャン戦略では、低コストと顧客にとっての高付加価値は両立し得ると主張している。

反対語はレッドオーシャン。

 

 

このブルーオーシャンの考え方を間違えている社長が多いので
これから起業としている、新規事業を立ち上げようとしてるあなたが
もし、同じようなミスを犯しそうになっていたら注意してください。

 

あなたに知っておいていただきたい概念があります
・ニッチなマーケットでシェア1番になる=ニッチメジャー
・大きなマーケットでニッチを狙う=メジャーニッチ

 

ライバルがいないブルーオーシャンには、見込み客もいなかった。。。

普通のビジネスであれば、市場が存在するところにはライバルが存在します。
ライバルと戦うのが嫌なのでブルーオーシャンを探しましょう。
という理屈なのですが

そもそもその市場には「見込み客も居ない」という可能性があるのです。

ライバルが居ない=そもそもお客、マーケットが無い=ライバルも居ない

という構図が成り立っている可能性があるのです。

 

他にも

ライバルが居ない=お客が少なすぎる、マーケットが小さい=ライバルがわざわざ参入しない

つまり、大して儲からない商売だ。ということです。

 

自営業レベルのビジネスで年収1000万円いくかいかないか?
みたいなレベルで良いなら、いわゆる「ニッチ」という「スキマ産業」
ブルーオーシャンでやっていれば、ゆるく長く稼ぐことは可能でしょう。

 

ですが
ガッツリ稼いで社員も雇うぜ! とか
社員に丸投げして俺は悠々自適な生活だぜ! とか
どんどん会社をデカくしたいぜ! とか
思っているなら

「あえてレッドオーシャン」を狙う
ということを考えたほうが良いかもしれないのです。

 

レッドオーシャンはビッグマーケット

 

あえてレッドオーシャンを狙う理由は
レッドオーシャン=ビッグマーケット
という考え方があるからです。

つまり、その市場は見込み客で溢れかえっている。
という可能性があります。

例えば
月間1,000万円の市場でシェア60%を取れば600万円です。
月間10億円の市場でシェア1%を取れば1000万円です。

前者はニッチメジャー
後者はメジャーニッチ
です。

 

この時に考えるべきは
「顧客開拓、見込み客集めの難易度」です。

 

月間1,000万円のビジネス規模しかない小さなマーケットで
見込み客の数はどのくらいいるでしょうか?
そして、その60%までかき集めるのにどれだけ苦労するでしょうか?

 

逆に月間10億円の市場があるそこそこ大きなマーケットで
見込み客の数はどのくらいいるでしょうか?
そして、その1%だけを集めるのにどれだけ苦労するでしょうか?

1%の方が実は簡単なことが多いのです。

ライバルが居るということは、既にライバルがお客さんに
必要な情報や教育を行っている可能性が高いので
あなたが0から商品の魅力や必要性を説明しなくても良いのです。

逆に小さなマーケットでは、見込み客に対して
情報提供や教育が不足しているので、
あなたが0から商品の魅力や必要性を説明し、教育していく必要があるのです。

 

ゆるくビジネスをやりたいなら
小さなニッチマーケットでそこそこ稼ぐ

それなりに頑張ってビジネスをやりたいなら
大きなメジャーマーケットでニッチを見つけてそれなりに稼ぐ

ということを考えてみてください。

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