田中です。
「とにかくセールで値引きしないと売れないんです」
みたいな事になっていませんか?
・初回お試しで割り引く
・不良在庫の処分
くらいであれば良いと思うのですが
正当な理由のない値引きは
自分たちの価値を下げるだけの無意味な行為ですからね。
こういう場合は
「自社の商品の価値」
を再確認しましょう。
日本人は
お金=代金=価値提供の代わりに受け取る金
という教育を受けないので
お金請求すること自体に罪悪感を感じていたり
お金を受け取る=相手のお金を取る
みたいな感覚を心の底で持っていることが多いです。
一種のトラウマです。
値引き=正義
という思考になってしまっているなら
・値引きしなくても買ってくれるお客を探す(作る)こと
・値引きしなくても値段以上の価値が感じられる商品を作ること
が前提となるように
自社の商品の
「代金(価値)の内訳」
を再確認して、言語化してみると
良いかもしれません。
------------
あなたの商品は何代として
請求していますか?
------------
例えば
タクシーに乗って
ビジネスマンが2人で
札幌から千歳空港までいきました。
値段は1万円でした
という状況の説明だけであれば
札幌と千歳空港の2人の移動の対価(代金)=10000円
ですから
空港に行くのに電車に乗れば2人で2000円で行けるのに
ボッタクリだ。となります。
ここに価値の内訳の説明をつけると
1.待ち時間ゼロでホテルの前に待機しているタクシーに乗り、
2.移動している間は、
3.周囲に気が散るコトの無い静かな車内で
4.2人で重要な打ち合わせを完了させ
5.ついでにメールの処理まで完了させることができました。
という説明がつけば
タクシー代金=移動の対価
ではなくなったと思います。
追加された価値は
・電車の無駄な待ち時間を無くす代
・静かな個室のような空間代
が加わります。
その価値の差額が1人4000円だとして
妥当な金額かどうか?
は相手の財布次第です。
同じ4000円でも
小学生と社会人では
感じる重みが違うのと同じことでですね。
儲かってる会社の社長の100万円と
雇われ平社員の100万円の価値はまったく
違います。
ちなみに私がこういった内容の話を
有料のコンサルでも
無料の相談でも
ほぼ同じレベルで伝えています。
(有料無料の間で線引はしていますが)
私が発している「情報の質」はほぼ同じということです。
では、無料で相談すれば結果が出ているのか?
というとそんなことはありません。
残念なほど多くの相談者たちは
無料なせいで「情報の価値」に気づかないのです。
聞き漏らしたりスルーしてしまいます。
これは私自身の体験も含めて感じていることですが
【お金を払った痛みの度合い(金額)=得られる学びの量】
ということです。
もとから勉強の意欲が高い人以外は
高額な勉強代を払ったほうが、勉強効果が高いです。
1日で10万円のセミナーと
1日で3000円のセミナーでは
そもそも参加するための
取り組む姿勢と意欲が違います。
「これだけ払ったんだから元を取ってやろう」
と思うのが普通です。
提供する側も
「これだけ貰うんだからこれだけのことはやろう」
と思うのが普通です。
他人にお金払って直接勉強しに行かない限り、
殆どの人は価値のある情報が目の前にあっても
見逃しているんです。
(眺めてるだけで気づいてない)
億万長者になるための方法は
ネットで検索すれば腐るほど販売されています。
amazonで1000円とかで売ってるレベルです。
そんな教材を買っても、そこから結果を出せるヒトは少数で、
セミナーに参加したり個別のコンサルティングとかコーチングを受けないと
結果が出せるようにならない。
それは自分が払った値段で勝手に
「◯円の情報だから、こんなもんだろう」
と価値を勝手に決めつけているんです。
情報の価値は、受け取り手の能力次第で激変しますからね。