2015年末〜2016年にかけてのSEOのポイント
Googleの品質管理チームの責任者であるマット・カッツ(Matt Cutts)氏が
動画で今後の検索のルールを被リンク重視から著者重視(コンテンツ重視)に変えていくと言っています。
被リンクが多いページよりも、特定分野の質の高いコンテンツのページのほうが
価値が高いので、検索で上位に表示するよ。
という感じです。
ホームページを運用していると分かるのですが
時間が経つとページを修正して追記や書き換えをしたくなります。
まともなコンテンツにはそういう前提がある。ということでグーグルは
更新を重視している可能性が非常に高いです。
クライアントのサイトを見ていても
他人に用意してもらったコンテンツや記事を
放置することがおおいですが、そういったサイトの順位は
じわじわ下降線を描いていることが多いです。
まともなサイトは更新、メンテナンスがされている。ということです。
検索結果に記事の更新日時が表示される場合がありますが
これもページの変更日を反映している証拠です。
例えば1000字の記事をアップして何もしていないページより
200ページで公開して、追記したり書き換えたりして
最終的に1000字になったページの方が上位表示に有利だと予測しています。
テクニック的な観点だけで言えば
10000字の記事を公開してから時間をかけて一定の期間おきに修正して
記事を削って最終的に1000字にする。というのも良いかもしれません。
記事の編集をしながら関連キーワードを絡めて差し替えていくのもよいでしょう。
つまり、SEOには時間とページの成長(変化)の要素が反映されている可能性が高いということです。
この時間という概念でリンクを考えると
被リンクが入った直後にさらに被リンクを追加したサイトと
被リンクが入って数ヶ月たってから追加で被リンクを追加したサイト
では、後からリンクを付けたほうが有利だと考えられます。
これはリンク時間の分散という考え方です。
私がよく作るニッチマーケティングサイトは
公開時で5ページ程度
その後に追記修正して10ページ〜20ページ
のサイトでほぼ完成させて
業務を行いながら随時ページ単位で修正する。
という手法を行っています。
SEOでは1ページだけのサイトで上位表示は
非常に難しいので、10ページ程度あるのが理想だと
思っています。
ブログなどはページ数が増え続けていくのですが
ニッチキーワードで上位表示を考える上では
そこまでページが増え続ける必要もないかなと思っています。
そもそも、サービスの案内をするサイトをつくろうとした場合
適切な情報を適切な量で伝えようとすると
必然的に10ページ〜30ページぐらいで整理できると思います。
お客さんにとって巡回しやすいサイトになれば必然的にSEOでも上位表示できて
自動的に売上が発生する。という感じです。