QNAPのRAID5のHDDが故障したので交換(ホットスワップ対応)
印刷会社、ホームページ制作会社、リフォーム屋を
経営している事務所で使用しているメインのファイルサーバーNAS
QNAPの Turbo NAS TS-451に入れてあるハードディスク
が故障の兆候が出たため交換したときの方法を紹介。
構成はWestanDigital製のNAS用ハードディスクRED3TB×4台
をRAID5にて運用していました。
QNAPのNASはホットスワップ方式の交換に対応していますが
今回はシャットダウンさせてから、ハードディスクの差し替え。
電源を入れるだけで新しいハードディスクを認識して
自動で再構築し、通常通りに使えるようになります。
RAID5の場合、1台が壊れても、そのまま使用し続けられるので
再構築中も業務に支障はありません。
3TBのHDD再構築にかかった時間は約9時間
交換したのが12時頃で、RAID再構築の終了の通知が表示されたのが21時ごろでした。
ちなみに、このQNAPのNASでHDDを換装する場合
各ハードディスクを順番に差し替えて再構築を繰り返していけば
総容量をアップグレードさせることが可能です
例えば、現在は3TB×4台×RAID5で約9TBのHDDとして使用しています。
これを6TBに1台ずつ順番に交換+再構築を4回繰り返すと
6TB×4台×RAID5で18TBのHDDとして使用することが出来るようになります。
個人向けのNASよりスペックが高めに設定されているので高速で快適
QNAPは既製品のNASよりスペックが高めに設定されているので
容量の大きいデザインや動画のファイルを扱う広告会社や
CADのファイルを扱うリフォーム会社でも問題なく快適に使用できます。
1GBのLANで有線接続した状態でMacbookProから
接続すると最大で150MB/秒程度の速度が出ます。
これはUSB2.0のハードディスクと接続した場合とほぼ同じです。
10GBのLANに対応したものに変えれば、おそらくUSB3.0に
接続したSSDと同等の300〜500MB/秒の速度が出るのではないかと思います。
2017年か2018年にはそうなるのではないかと思うので
またアップグレードしたらご紹介します。
小規模オフィスのNASにはQNAP推奨
QNAPはSOHOや10人程度のオフィス環境ではかなりおすすめです。
ちなみに、私の会社で利用しているNASはメモリ増設済のものを使用しています。
【交換したHDD】
WESTERNDIGITAL の WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 3TB WD Red WD30EFRX SATA3.0 5400rp
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【QNAP NAS】
QNAP(キューナップ) Turbo NAS TS-451 メモリ4GB搭載 Celeron 2.41GHz デュアルコアCPU
Amazon → http://amzn.to/2fRWat1[amazonjs asin="B00KXP9RJC" locale="JP" title="QNAP(キューナップ) Turbo NAS TS-451 メモリ1GB搭載 Celeron 2.41GHz デュアルコアCPU"]