東海地方の便利屋を起業開業された方から
下記のようなメール相談を頂きました。
今年から便利屋を始めました。
仕事が中々はいりません。チラシ配りは2000件ほど回り、4件の仕事があり、草取り、庭木の剪定、ゴミ屋敷のゴミの処分でした。
現在、内装工の会社からの依頼で、クロス、ジュウタン、タイルカーペットの剥がし等の仕事があります。
仕事をもっと多く取りたいのですがどうさたら良いのか。パソコンを購入したのですが、この歳になるまで使った事がありません。パソコンの勉強中です。
この相談も携帯電話からです。
チラシにも携帯電話のアドレスをのせてます。
良い方法があればお願いしたいと思います。
という内容です。
この場合、
方法論の詳しいお話はできますが
先に
・2000枚配ったチラシ
・サービス提供している内容と金額
の情報をいただかないと何ともいえない。
という感じです。
欲しい仕事が取れているのかとか
儲かるか?は別にして
便利屋系のチラシの反応率は十分出ている気がします。
予想ですが、相場より安めに金額設定されているのではないかと思います。
チラシの配布にかかる手間とコストを
考えて採算を合わせようとすると
リピート勝負になるので
・何を(商品サービス)
・いくらで(提供金額)
の部分を詳しく聞かないと、正確な回答ができません。
内装会社からの案件数が増えればよいのかな?と判断できますが
その場合に
・ご自身で作業できる範囲で売れれば良いのか?
・人を雇ったり、仲間に仕事を回してマージンをとれるくらい売りたいのか?
でやるべきことが変わってきます。
具体的な方法論としては
不動産会社、内装工事会社から仕事を取りたい場合
・メールDM+あいさつ回り(名刺交換)
・FAXDM+あいさつ周り(名刺交換)
・あいさつ回り+チラシ
・ホームページ
個人から仕事を取りたい場合
・ホームページ
・チラシ+ホームページ
の組み合わせで十分な仕事が確保できるようになります。
私が自分でやるなら、前者の不動産会社とか内装工事会社の方が新規開拓が簡単なので
先にそっちで定期仕事と安定収益を確保しますね。
DMやちらしの切り口は簡単です。
ふつうは
・安いです!
・買いませんか!
しか書いてないチラシを作ることがほとんどですが
いきなり売り込みしても売れません。
ですので、法人向けに
「とりあえず一度会って現状と困っていることを聞かせてもらえませんか?」
という内容の案内資料にします。
どちらかというと「お手紙」です。
アポさえ取れればあとは提案の内容次第かと思いますが
チラシからいきなりセールスするよりも濃い仕事が取れるようになります。
とはいえ、チラシの場合、作るのにも撒くにもお金と時間がかかります。
もしあなたが便利屋をやろうとしているなら
一番確実で継続的に売上をもたらしてくれる方法はホームページです。
これだけで十分食べていけるようになります。