※この内容は小規模事業者を想定しています。
一部の業種・職種ではこの限りではありません。
あなたが1年前に名刺交換された方のうち何人の
「顔、名前、仕事の内容」が一致しますか?
私は仕事柄、各種セミナーや会合に出ることが良くありますが
沢山の方と一度に名刺交換すると、1ヶ月もしたら顔と名前が一致し無くなる方が半分は居ます。
(私の記憶力が悪いのも問題ですが。)
名刺はあなたが使っている営業ツールの中で一番
コストと時間がかかっていることにお気づきでしょうか?
あなたは名刺にどれだけの
・手間
・コスト
・知恵
を使っていますか?
名刺は単純に印刷コストだけならば
安くて5円、高くても100円程度でしょう。
しかし、その名刺を「渡すコスト」まで考えていらっしゃいますか?
1回の会合に出向いて
・移動時間+会合時間=3時間
・移動交通費
時間=あなたの時給
です。
あなたの時給が2000円だとしたら
ざっくり計算しても7000円はかかるでしょう。
20人と名刺交換したとして
1枚に350円もコストをかけて渡していることになるのです。
一部の業種(先生業等)を除いて
小規模事業者は顔を覚えてもらってなんぼです。
私から見てもったいない名刺の典型は
・会社名
・肩書き&名前
・連絡先
・取り扱い品目
・片面印刷
だけのお決まりのパターン
(通称:先生名刺)
本人のキャラクターがよほど濃いなら別ですが
普通はそんな名刺を渡しても覚えてもらえません。
私がお客様に提案している名刺は
・顔写真入り(印象良く)
・お客様にどんなメリットを提供できる会社か?
・両面印刷
・簡潔なキャッチコピー
さらに理想を言えば
・渡す相手の業種によって変える
・実際に渡してみたリアクションを見て改善(PDCA)
を基本要素としています。
あなたの業界で
競合他社がそういったことに気をつかっていないとしたら
今がチャンスです。
是非、一度あなたの名刺を見直してみて下さい。
必ずしもプロに頼む必要はありません。
パソコンで自作、プリンタで印刷で十分です。
リアクションを見て頻繁に改善・試行錯誤することが一番大事なのです。