こんにちは 田中です。
札幌市内のとあるショッピングモールで アパレルブランドが個人情報をザクザク収集していた話です。
▼の写真の通り行列を作っていたのですが、
内容は 「メールマガジンに登録してくれればオリジナル限定パーカーをプレゼントするよ」
ということです。
※ブランド名がデカデカとプリントされていて、着て歩くだけで広告になってくれそうなやつ
ネットで個人情報を集めようとしたら1リスト1000円〜4000円(業種により変動)の時代に
1枚の原価数百円のパーカーを無料プレゼントしてアナログでメルマガの会員リスト(住所付き)を収集するのです。
ネットで集めるメールアドレスだけの個人情報とは違って
「リストの質」が全く違いますので 「誕生日おめでとうございます」 とかやれてしまうわけです。
当然、定期的にシーズンごとの先行案内も届くでしょう。
このイベントに組んでいる予算の内訳は
・モール内のブースを借りるために払う費用@数万円
・現場で配るフライヤー@数十円
・パーカー@数百円
・スタッフ人件費@数万円
・会員化システム@本部一括と思われるので未計上
という感じだと思います。
たまたま通りがかった時だけで30人くらい並んでましたので 1日で300人以上は集めているでしょう。
ビジネスの裏側を知らない一般の人達は 新ブランドのパーカープレゼントと聞いて
喜んで個人情報をプレゼントして ブランド名を広告するために作られたパーカーを 楽しそうに着て歩くのですね。
後日送るセールの案内や、年間を通しての購買単価から計算して 1人の個人情報がいくらの現金に変換されるか?
まで計算済みかと思われますので、日本中で個人情報を収集するプロモーションを組んでいることでしょう。
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