年末商戦が忙しくなり始めている頃かと思いますが
いかがお過ごしでしょうか?
SEOコンサルタントの田中です。
2016年も残り2ヶ月で今年も終わりです。
インターネット集客の世界では
2017年の春に向けたSEO対策が進み始めています。
先月2016年9月にはペンギンアップデートという
Googleの検索順位決定のルール改定が行われました。
弊社のサイト、クライアントのサイトは基本的に順位上昇傾向ですが
はっきり言える傾向があります。
それは
更新メンテナンスされず放置されているサイトは軒並み順位が右肩下がり
ということです。
ペンギンアップデート後1ヶ月ほど順位が不安定な時期がありましたが
概ね傾向がはっきりしてきました。
基本的には
・ドメインの運営経過年数
・ページの増減
・文字の増減
・リンク
という項目でまとめられます。
ここで特にページ数に注目が集まっていますが
現時点では一部では「文字数が多ければ良い」という偏った表現がされています。
これは私の見解では正しくもありますが、間違っています。
Googleがどこからデータを収集し分析しているのか?という点です。
Googleは検索のサービス以外にも
・GoogleChromeブラウザ
・Androidスマホ+Chromeブラウザ
・GoogleMap
・Gmail
・GoogleAnalytics(アクセス解析)
から膨大な情報を収集しています。
ここから収集したデータを追加して
検索エンジンのデータベースに反映させていると予想しています。
アクセスがほとんど無い(1日に100件以下)のアクセスしか無いような
サイトは気にすることはないと思いますが、まとまったアクセスがある
キーワードを設定しているサイトはこの点に注意していただくとよいと思います。
私の予想では、とくにPC版とスマホ版のGoogleChromeブラウザから
生のデータを取得し「スクロールされる回数や頻度」で
実際にユーザーがどれくらい文を読んでいるか
までデータを持っていると予測しています。
つまり、Googleの検索結果に表示させてクリックされた頻度から
次のページ内にユーザーが移動してから実際に、どの程度ユーザーを満足させているサイトなのか?
までチェックしていると思われます。
文字数が多いだけで全然読まれてないような
文字数だけが取り柄のページを消していく。
という感じかと思います。
つまり、一定量の文字数を確保しながら
適度に削ぎ落とされた文字量でどうやって
最後まで読ませるか
という点がポイントになると考えています。
巷では今回のGoogleのペンギンアップデートは文字数=正義
といった側面が強いですが
例えば「ラーメン おすすめ」で検索して
1万文字の長文記事のページが出てきたときに、それが有益なページなのかどうか?を
どう判断するのか?ということです。
Google様の顔色より先に見るべきものがあります
最終的にGoogleが順位を決めるわけですが
その先にあるのは
「Googleを使ってサイトや情報を探している人を満足させること」
ですから、あなたがやるべきことは
Googleの顔色を伺うことではなく
ホームページを見に来るユーザー様の顔色を伺ってください。
ということです。
ステップ1.ユーザー様の顔色を伺う
ステップ2.ついでにGoogle様の顔色を伺う
この順番を忘れないようにしておけば
これから5年、10年あなたの集客は安泰です。