ホームページを作ったのに、問い合わせが来ない。
リニューアルしたのに、電話が鳴らない。
ページ数だけは増えたのに、売上につながっていない。
こういう小さな会社、本当に多いです。
はっきり言います。
問い合わせが来ない原因は、デザインでも、ページ数の少なさでもないです。
「売れる型」に沿っていないこと、ここです。
私はリフォーム業に未経験から参入して、営業マンを一人も雇わずに、Web集客中心で年商4.8億円・経常利益10%以上を実現してきました。年間1000件規模の新規案件を、ホームページから獲得しています。
その中でたどり着いた結論が、売れるホームページに必要なのは、たった「6ページ」だけということです。
この記事では、その6ページ構成のテンプレートを、各ページの役割と一緒に全部公開します。きれいなだけのホームページではなく、24時間働く営業マンとして問い合わせを生み続けるサイトの設計図です。
なぜ「ページ数の多いホームページ」ほど問い合わせが来ないのか
まず、多くの社長が勘違いしていることから整理します。
「ホームページは、情報が多いほどいい」
「ページ数が多いほど、ちゃんとした会社に見える」
これ、逆です。
ページ数を増やすほど、訪問者は迷子になります。
考えてみてください。あなたのサイトに来た見込み客は、何かに困っていて、その解決策を探しています。なのに、トップページを開いた瞬間に、
- 会社の理念
- 代表挨拶
- 沿革
- 事業内容が10個
- ブログ記事が大量
- 採用情報
こういうものがズラッと並んでいたら、どうなるか。
「で、結局この会社に頼んだら、自分の悩みはどう解決されるの?」
これが分からないまま、ページを閉じます。
ホームページは、作ることが目的じゃないです。問い合わせと売上を獲得することが目的です。ここを外すと、どれだけページを増やしても、どれだけデザインに金をかけても、問い合わせは増えません。
Web制作会社の多くは、ページ単位で見積もりを出します。だからページ数が増えるほど、制作会社は儲かる。でも、自社で集客事業をやった経験がない制作会社は、「問い合わせが来る型」を知らないことも多いです。
きれいなホームページを作ることと、問い合わせが来るホームページを作ることは、まったく別の話なんですよ。
売れるホームページに必要なのは「6ページ」だけ
では、問い合わせが来るホームページに必要なものは何か。
私の答えは、この6ページです。
- トップ
- 施工事例(実績)
- 会社概要
- 料金
- お客様の声
- スタッフ紹介
これだけです。
「え、これだけでいいの?」と思うかもしれません。
いいんです。むしろ、これ以外は最初は要らないです。
なぜこの6ページなのか。理由はシンプルで、見込み客が「問い合わせるかどうか」を判断するために必要な情報が、この6つに全部入っているからです。
人が業者に問い合わせる前に、頭の中で確認していることを考えてみてください。
「この会社、自分の悩みを解決できるの?」→ トップ・施工事例で分かる
「ちゃんとした会社なの? 怪しくない?」→ 会社概要・スタッフ紹介で分かる
「だいたいいくらかかるの?」→ 料金で分かる
「実際に頼んだ人は満足してるの?」→ お客様の声で分かる
この4つの不安が消えたとき、人は初めて問い合わせボタンを押します。逆に言えば、この4つのうち1つでも答えが見つからないと、人は離脱します。
6ページ構成は、この「問い合わせ前の不安」を、過不足なく潰すための最小構成なんです。
ここからは、6ページそれぞれの役割と、何を書くべきかを具体的に解説していきます。これがそのままテンプレートになります。
【テンプレ公開】売れる6ページ構成と各ページの役割
1. トップページ|3秒で「自分向けの会社だ」と分からせる
トップページの役割は、たった1つです。
「この会社は、自分の悩みを解決してくれる会社だ」と、3秒で分からせること。
会社の理念や代表挨拶から始めてはいけません。訪問者は、あなたの会社の歴史に興味はないです。自分の悩みが解決するかどうか、それだけを見ています。
トップの一番上(ファーストビュー)に置くべきは、これです。
- 誰の、どんな悩みを解決する会社なのか(キャッチコピー)
- その証拠になる実績の数字
- 問い合わせボタン
例えばリフォーム会社なら、「築20年の戸建てを、住みながらフルリフォーム。地域密着〇〇市で施工実績500件」のように、ターゲットと実績を一文で出す。
ここで大事なのは、きれいな風景写真やイメージ画像で1画面を使わないことです。デザインより数字を見る。訪問者が知りたいのは雰囲気じゃなくて、「自分の悩みが解決するかどうか」だからです。
2. 施工事例(実績)ページ|「うちと同じ悩みだ」と思わせる
小さな会社のホームページで、一番問い合わせに直結するのが、この施工事例ページです。
理由は、見込み客は「自分と同じ状況の事例」を探しているからです。
「築30年の家のリフォーム事例はあるか」
「自分と同じ業種の制作実績はあるか」
「同じ地域の施工例はあるか」
これが見つかると、「この会社はうちのケースを分かってくれる」と一気に信頼が高まります。
施工事例は、ただ写真を並べるだけでは弱いです。1件ごとに、
- Before(どんな悩み・状態だったか)
- どう解決したか
- After(どう変わったか)
- お客様の一言
この流れで書く。これがそのまま「未来の見込み客への提案書」になります。
事例の数は、最初は3〜5件で十分です。完璧を待たず、まず公開する。後から増やしていけばいいんです。
3. 会社概要ページ|「怪しくない会社だ」という安心を渡す
会社概要は、地味ですが、問い合わせ前に必ず見られるページです。
特に小さな会社・個人事業主の場合、見込み客は「ちゃんとした会社なのか」「連絡してもちゃんと対応してくれるのか」を不安に思っています。
だから、最低限これは載せる。
- 会社名・代表者名
- 所在地(地図)
- 電話番号・問い合わせ先
- 設立年・事業内容
- 対応エリア
ここを充実させるほど、「実体のある、信頼できる会社」に見えます。逆に、所在地も代表者名も曖昧だと、それだけで問い合わせが減ります。
4. 料金ページ|「だいたいいくら?」の不安を消す
料金ページは、多くの小さな会社が「載せたくない」と嫌がるページです。
「うちは案件ごとに違うから出せない」
「他社に金額を見られたくない」
気持ちは分かります。でも、料金が一切分からないサイトは、問い合わせのハードルが一気に上がります。人は「いくらか分からないもの」に問い合わせるのが怖いんです。
ここで効くのが、私がいつも教えている松竹梅見積もりの考え方です。
料金ページに、1つの金額だけを出す必要はないです。3つのプランを見せる。
- 梅:予算重視。範囲を絞って費用を抑えたプラン
- 竹:標準的な、要望通りのプラン
- 松:プロとして推奨する、高品質・高効果のプラン
こうすると、見込み客は「他社と比べる」のをやめて、「この会社のどのプランにするか」を考え始めます。これが、価格競争から抜ける第一歩です。
料金ページは「業者」と「先生」の分かれ道でもあります。言われた金額をただ出すだけの会社は業者。プランと選択肢を提示して導けるのが先生。料金ページは、その姿勢を見せる場所なんです。
5. お客様の声ページ|「実際に頼んだ人」の言葉で背中を押す
人は、会社が自分で言う「うちは良い会社です」を信じません。
でも、第三者である「実際に頼んだお客様の声」は信じます。
これが、お客様の声ページが効く理由です。
載せるべきは、こういう声です。
- 依頼前にどんな不安があったか
- なぜこの会社を選んだか
- 実際どうだったか
- どんな結果になったか
特に「依頼前の不安」を入れるのが大事です。なぜなら、今サイトを見ている見込み客も、同じ不安を抱えているからです。「自分と同じ不安を持っていた人が、頼んで満足している」これ以上の安心材料はありません。
可能なら、お客様の顔写真・実名・会社名を載せる。難しければ、イニシャルと地域だけでもいい。リアリティがあるほど、声は効きます。
6. スタッフ紹介ページ|「人」で選ばれる小さな会社の武器
最後はスタッフ紹介です。これ、軽視されがちですが、小さな会社にとってはかなり強い武器になります。
大企業と違って、小さな会社は「誰がやってくれるのか」が見えると、一気に安心感が増します。顔が見える、人柄が分かる、というのは、大手にはない強みなんです。
載せるのは、
- 顔写真
- 名前・役割
- 経歴や資格
- 仕事への思い・一言
職人さんや代表の人柄が伝わると、「この人にお願いしたい」という、価格を超えた選ばれ方をします。
これが、6ページの全体像です。トップで掴み、事例で「自分向けだ」と思わせ、会社概要とスタッフで安心させ、料金で不安を消し、お客様の声で背中を押す。この6ページが揃って初めて、ホームページは問い合わせを生む装置になります。
営業マン不在で年商4.8億|この6ページが「24時間働く営業マン」になる理由
なぜ私がここまで「6ページ構成」にこだわるのか。
それは、私自身がこの型で、営業マンを一人も雇わずに事業を成長させてきたからです。
私はリフォーム業に未経験から参入しました。最初に決めたのは、「営業マンを雇わない」ということでした。
理由は、私の原体験にあります。学生時代に飛び込み営業をやって、「いらない」と言っている人に頭を下げ続けることに、苦痛と怒りすら覚えたんです。だから誓いました。
二度と自分から売り込みはしない。
欲しい人が、向こうから「お願いします」と来る仕組みを作る。
その仕組みの中心が、この6ページ構成のホームページでした。
結果として、営業マン不在のまま、Web集客中心で年間1000件規模の新規案件を獲得し、年商4.8億円・経常利益10%以上を実現しました。同じ仕組みを、印刷・広告制作業でも再現して、Web集客だけで年間1000件規模の案件を取っています。
ホームページは、名刺じゃないんです。
24時間働く営業マンです。
あなたが寝ている間も、休んでいる間も、文句ひとつ言わずに見込み客を集めて、不安を消して、問い合わせを連れてくる。一度作ってしまえば、勝手に営業し続けてくれる。これがSNSの毎日投稿との決定的な違いです。
SNSは、流れていきます。投稿を止めた瞬間に、集客も止まる。フロー労働です。
でもホームページは、ストック資産です。寝かせておいても働き続ける。忙しい社長ほど、毎日投稿し続けるフロー労働より、一度作れば回るストック資産を持つべきなんです。
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デザインより「数字を見る」|6ページに優先順位をつける
6ページが大事だと言うと、「じゃあ6ページ全部、完璧に作り込まないと」と思う人がいます。
それは違います。
最初から完璧を目指さなくていいです。大事なのは、作る順番と、数字を見ることです。
優先順位はこうです。
1. トップ(掴み)
2. 施工事例(信頼)
3. 料金(不安解消)
4. お客様の声(後押し)
5. 会社概要(安心)
6. スタッフ紹介(人柄)
まずはトップ・施工事例・料金の3ページから作って、公開する。残りは後から足していけばいいです。完璧を待って公開が遅れるより、まず出して、反応を見ながら直す方が圧倒的に早いです。
そして、ここが一番大事なんですが、デザインの良し悪しで判断しないでください。
見るべきは数字です。
- どのページがよく見られているか
- どこで離脱しているか
- 問い合わせにつながったのはどの導線か
きれいに見えるかどうかは、関係ないです。問い合わせが増えたかどうか、それだけが正解です。デザインより数字を見る。これは私が一貫して言い続けていることです。
1サイトで全部やらない|地域名×サービス名の専門特化サイト
もう1つ、6ページ構成と一緒に知っておいてほしい考え方があります。
それは、1つの巨大サイトで全部やろうとしないということです。
多くの会社は、1つのホームページに、全サービス・全エリアを詰め込もうとします。でもそれだと、「何でも屋」に見えて、誰にも刺さらないサイトになります。
私が使ってきたのは、地域名×サービス名の専門特化サイトを複数作る戦略です。
例えば「〇〇市 外壁塗装」「△△市 キッチンリフォーム」のように、地域とサービスを絞った6ページのミニサイトを複数量産する。1つひとつは小さくても、その地域・そのサービスで悩んでいる人には、ドンピシャで刺さります。
実際、建築・内装工事の会社で、LGS内装工事や軽天工事といった専門性のある工事に特化したサイトを作ったところ、それまで年間12件程度だったネット反響が、毎月何かしら案件が入る状態に変わりました。
ポイントは、3つ作って1つ当たればOK、という発想です。外れたサイトは捨てる。当たったサイトだけ育てる。野球の3割打者と同じで、全部当てようとしないことです。
そして、この量産を可能にするのが、AIの活用です。
AIで6ページ分の原稿を最短で作る具体手順
「6ページ構成が大事なのは分かった。専門特化サイトを複数作ればいいのも分かった。でも、そんなに原稿を書く時間がない」
これが、ほとんどの社長の本音だと思います。
ここでAIを使います。
ただし、勘違いしないでください。AIは「学ぶもの」じゃないです。社長の仕事を減らすための道具です。最新ツールを追いかける必要もないです。現場で使えればそれでいい。
職人さんや社長が、キーボードをカタカタ打つ必要はありません。スマホの音声入力で、現場の情報を話すだけでいいんです。
具体的な手順はこうです。
1. 施工事例は、現場でスマホに「築〇年の戸建てで、こういう悩みがあって、こう直した」と音声で話す
2. その音声メモをAIに投げて、Before-Afterの事例原稿に整える
3. お客様の声は、ヒアリングした内容をAIに渡して、読みやすい文章に整える
4. 料金ページの説明文や、トップのキャッチコピーも、AIにたたき台を作らせる
5. 出てきた文章を、自社らしく手直しして、WordPressに載せる
これで、6ページ分の原稿作成にかかる時間が、何分の一にもなります。
注意点は、いきなりAIに「ホームページの原稿書いて」と丸投げしないことです。それをやると、「なんか一般論」「自分の事業っぽくない」「そのまま使えない」原稿が出てきます。
大事なのは、AIに渡す材料(自社の事例・数字・お客様の言葉)を先に用意することです。材料さえ渡せば、AIは驚くほど使える原稿を作ります。AIに任せる仕事を1つずつ決めて、現場の作業を減らしていく。これが泥臭いAI活用の正体です。
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「業者」で終わるな、「先生」として選ばれろ
最後に、6ページ構成の根っこにある考え方をお伝えします。
それは、業者になるな、先生になれということです。
業者というのは、言われた通りの見積もりを出して、価格で比較されて終わる存在です。お客様の言う通りに動く御用聞きです。これだと、いつまでも相見積もりに巻き込まれて、単価が上がりません。
一方、先生というのは、Noが言えて、プロとして提案ができて、お客様を正しい方向に導ける存在です。
6ページ構成のホームページは、この「先生ポジション」を作るための装置でもあります。
- 施工事例で、プロの実力を見せる
- 料金ページの松竹梅で、選択肢を提示して導く
- お客様の声で、選ばれてきた実績を見せる
- スタッフ紹介で、信頼できる人柄を見せる
これが揃うと、見込み客はあなたを「比較される業者」ではなく、「相談したい先生」として見るようになります。
ホームページから来る問い合わせの質も変わります。価格だけで選ぶ冷やかしではなく、「あなたにお願いしたい」という熱量の高い問い合わせが増えてくる。これが、営業マン不在でも回る仕組みの核心です。
まとめ|きれいなホームページを作るな、問い合わせが来る6ページを作れ
ここまでお伝えしてきたことを、最後に整理します。
- ページ数の多いホームページほど、訪問者は迷子になる
- 売れるホームページに必要なのは、6ページだけ
- トップ・施工事例・会社概要・料金・お客様の声・スタッフ紹介で、問い合わせ前の不安を全部消す
- ホームページは名刺じゃない。24時間働く営業マンであり、寝かせて稼ぐストック資産
- 1サイトで全部やらず、地域名×サービス名の専門特化サイトを複数作る
- 原稿作成はAIで時短し、社長の手を空ける
- 業者ではなく、先生として選ばれる設計にする
きれいなホームページを作ることが目的じゃないです。問い合わせと売上を生むことが目的です。
そして、この設計図を一人で全部やろうとすると、多くの社長は途中で止まります。何から手をつけるか、どのAIをどう使うか、業務のどこから減らすか。ここで迷うんですよね。
だから、まずは順番を整理するところから始めてください。
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ホームページの6ページ分の原稿作成も、AIを使えば一気にラクになります。その第一歩として、まず受け取ってみてください。
やるかやらないか、それだけの話です。
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