ホームページに、料金のページがない。
あっても「お気軽にお問い合わせください」「まずは無料でお見積もりいたします」しか書いていない。
これ、たぶんあなたの会社だけじゃないです。私が見てきた小規模の会社は、9割がそうでした。
理由も、だいたい同じです。
「うちは1件ごとに条件が違うから、値段なんて書けない」
「安い金額を書いたら、それ以上取れなくなる」
「同業に金額を知られたくない」
わかります。私も最初はそう思っていました。
でも、値段を書かないと何が起きるか。
問い合わせは来ます。ただし、決まらない問い合わせばかりが来ます。
「だいたいおいくらですか」から始まって、こちらが概算を出したら「検討します」で消える。現地まで行って、図面まで書いて、最後は「他社さんが安かったので」。
これ、お客さんが悪いわけじゃないです。あなたが、判断するための材料を1つも渡していないからです。
この記事では、AIに5行しゃべるだけで「価格の3点セット」を作り、ホームページの料金ページに置くまでを、そのままなぞれる形で全部書きます。
やることは、直近3件の請求書を開いて、スマホに5行話すだけ。時間は20分です。
問い合わせが増えないんじゃなくて、”決まらない問い合わせ”が増えています
まず、ここの整理からです。
料金を載せない会社の社長は、たいていこう言います。「うちは問い合わせが少ないんですよ」と。
でも、話を聞いていくと、問い合わせの件数そのものは意外とあったりします。減っているのは件数ではなく、その中で実際に契約になる割合です。
お客さんが最初に知りたいのは、「うちの場合、いくらか」です
考えてみてください。あなたが自宅の給湯器を替えたいとします。
スマホで「福岡市 給湯器 交換」と検索する。3社のサイトを開く。
このとき、あなたが最初に探すのは何ですか。
会社の理念でも、社長の顔写真でもないですよね。「うちの場合、いくらくらいかかるのか」です。
ここで金額が1円も書いていないと、人はどうするか。ページを閉じます。そして、金額が書いてある会社に問い合わせます。
つまり、あなたのサイトは「読まれなかった」のではなく、「知りたいことが書いていなかったから閉じられた」んです。
値段が書いていないサイトは、「聞かないと分からない店」です
もう1つ、別の角度から。
値札のないお店って、入りにくくないですか。
「これ、いくらですか」と聞いた瞬間に、断りづらくなる。だから、そもそも入らない。
ホームページも同じです。値段が書いていないサイトに問い合わせるというのは、お客さんにとっては「聞いた以上、断りにくくなるかもしれない」というリスクなんです。
その心理的なハードルを越えてくるのは、2種類の人だけです。
- どうしても急いでいる人
- とにかく数を当たって、一番安いところを探している人
後者が、いわゆる相見積もりの当て馬です。値段を隠すと、価格で選ぶ人だけが濃く残る。これが、いちばん損をしている構造です。
私が営業マンを雇わずに年間1000件回せたのも、ここが理由です
私はリフォーム業に未経験から参入して、実質少人数の体制で年商4.8億円、経常利益10%以上をやってきました。営業マンは、1人も雇っていません。年間1000件規模の案件は、全部Webから入ってきました。
特別な営業トークがあったわけじゃないです。やっていたのは、来る前に「うちはこういう会社で、だいたいこのくらいの金額です」を全部先に出しておくことだけでした。
学生時代、私は飛び込み営業をやっていました。「いらない」と言っている人に頭を下げるのが、本当に苦痛でした。なんでこんな非効率なことをしなきゃいけないんだと、怒りすら覚えたのを覚えています。
そこで決めたんです。二度と自分から売り込みはしない。向こうから「お願いします」と来る仕組みを作ると。
集客というのは、説得ではありません。選別です。
金額を先に出しておくと、「この予算は無理だな」という人は、そもそも問い合わせてきません。それでいいんです。むしろ、そのほうがいい。
興味のない人に売るのは、時間の無駄です。
業者は聞かれてから答える。先生は、聞かれる前に基準を出す
私はよく「業者になるな、先生になれ」と言っています。
業者と先生の違いは、値段の高さじゃないです。判断の基準を、こちらが持っているかどうかです。
- 業者:「ご予算はおいくらですか」と聞いて、その中に収める
- 先生:「この工事なら、普通はこのくらいです。安く済ませるならこう、長持ちさせるならこう」と先に出す
料金ページというのは、この「先に出す」を、24時間やってくれる場所のことです。
あなたが寝ている間も、電話に出られない現場作業中も、そのページが基準を出し続けてくれる。ホームページは名刺じゃなくて、24時間働く営業マンです。
「うちは1件ごとに違うから書けない」は、半分は本当で、半分は逃げです
ここ、はっきり言います。
「1件ごとに条件が違うから金額が書けない」というのは、半分は本当です。でも、もう半分は逃げです。
1件ごとに違うのは”総額”であって、”単価と条件”は毎回同じです
工事でも、士業でも、施術でも、制作でも同じです。
総額は、確かに毎回変わります。でも、その総額を組み立てている部品の値段は、そんなに変わっていないはずです。
- 1平米あたりの単価
- 1回あたりの施術料
- 1か月あたりの顧問料
- 出張の距離ごとの追加費用
- 急ぎの場合の割増
これ、頭の中では決まっていますよね。決まっているから、現場で概算が言えるわけです。
書けないんじゃなくて、書き出したことがないだけです。
本当の理由は、価格の根拠が社長の頭の中にしかないことです
もう少し踏み込みます。
料金を載せられない会社は、たいてい「金額を決めているのが社長1人」です。
だから、社長がいないと見積もりが出ない。社長が現場に出ている日は、返事が翌日になる。その1日で、お客さんは他社に流れる。
これは価格の問題じゃなくて、社長依存の問題です。人を増やす前に、まずここを紙にする。人を増やす前に、仕組みを作るというのは、こういうことです。
料金ページを作るという作業は、実は「自分の値決めのルールを、はじめて文字にする」作業でもあります。だから、多少しんどい。でも、1回やれば、次からずっと使い回せます。
載せないことで、静かに失っている3つのもの
整理しておきます。
- 1つ目、時間。金額の見当がついていない人からの「まずは概算だけでも」に、毎回対応することになる。現地調査に行って、結局決まらない。
- 2つ目、単価。金額を後出しにすると、お客さんは「高いか安いか」だけで判断します。判断材料が他にないからです。
- 3つ目、信用。「聞かないと分からない」は、お客さんからは「人によって値段を変えているのかもしれない」に見えます。実際にはそんなことをしていなくても、そう見えてしまう。
3つ目が、いちばん高くつきます。
載せるのは、3つだけです
じゃあ、料金ページに何を書くのか。
全部の商品の、全部の値段を書く必要はありません。むしろ書かないほうがいいです。多すぎると読まれません。
必要なのは、次の3つだけです。これを「価格の3点セット」と呼んでいます。
| 項目 | 書くこと | なぜ必要か |
|---|---|---|
| ① いくらから | 最低ラインの金額と、その条件 | 「予算感が合うかどうか」を先に判断してもらうため |
| ② 含まれるもの・含まれないもの | その金額に何が入っていて、何が別料金か | あとから「聞いていない」が起きないため |
| ③ 高くなる・安くなる分かれ道 | 金額が動く条件を3つだけ | 「うちの場合はどっちか」を自分で判断してもらうため |
この3つが揃うと、お客さんは頭の中で自分の状況に当てはめられるようになります。
いちばん抜けるのは、③の「分かれ道」です
①と②までは、わりと多くの会社が書いています。
抜けるのが③です。そして、問い合わせの質を変えるのは、この③です。
たとえば、こう書く。
- 「築20年を超えている場合、配管の交換で3〜5万円ほど上がることがあります」
- 「1階と2階で工事する場合、足場が必要になり10〜15万円ほど加算されます」
- 「平日日中に対応できる場合は、5%ほどお安くなります」
これを書いておくと、問い合わせの内容が変わります。
「いくらですか」ではなく、「うちは築25年なんですが、配管って必ず替えるものですか」と聞いてくるようになる。
もうこれ、商談が始まっています。
「30万円〜」ではなく、「こういう場合に30万円」と書く
もう1つ、大事なコツです。
「30万円〜」という書き方、よく見ますよね。あれ、あまり効きません。
なぜかというと、「〜」の幅がどこまで伸びるか分からないから、逆に不安になるんです。
そうではなく、実例の形で書きます。
【例】福岡市内・戸建て・築22年
キッチンと洗面の交換 一式 138万円(工期2週間)
※既存の配管を活かせた場合の金額です
こう書くと、読んだ人は「うちは築15年でキッチンだけだから、もう少し安いかな」と、勝手に自分で計算し始めます。
これが、いちばん強いです。
【手順1】材料は、スマホに5行しゃべるだけです(所要10分)
ここから実作業です。パソコンの前に座る必要はありません。
キーボードを叩く必要は、まったくないです。車の中でも、現場からの帰りでも、スマホの音声入力で十分です。
話す内容は、この5つだけ。
- 1つ目:うちの一番よくある仕事は何か(1つだけ)
- 2つ目:直近で終わった3件の、金額と内容
- 3つ目:その金額に含まれているもの/別料金になるもの
- 4つ目:金額が上がるのはどんなときか(3つ)
- 5つ目:金額が下がるのはどんなときか(1つでいい)
実際の音声入力は、こんな感じでいいです
きれいに話す必要はゼロです。言い直しても、「えーっと」が入っても、AIは読み取ります。
うちは福岡市で戸建てのリフォームをやっています。一番多いのは水回りの交換です。直近だと、築22年の戸建てでキッチンと洗面を替えて138万円、工期2週間。あと、マンションで浴室だけ替えて92万円、これは5日間。それと、キッチンだけの交換で68万円。この金額には、既存の解体と処分、それと養生が入っています。入っていないのは、電気容量を上げる工事と、床の張り替え。高くなるのは、築20年超えて配管を替えるとき、あと1階と2階で工事するときの足場、それとマンションで搬入経路が狭いとき。安くなるのは、平日の日中だけで作業できるときですね。
これで十分です。きれいに整理してから話そうとすると、いつまでも始まりません。
思い出せない人は、直近3件の請求書を読み上げてください
「よくある仕事なんて言われても」という人。手が止まったら、こうしてください。
フォルダを開いて、直近3件の請求書を出して、そのまま読み上げる。
金額、内容、日数。それだけ。
思い出そうとすると出てきませんが、書いてある紙を読むだけなら、誰でもできます。
【手順2】AIに「料金ページの原稿」を書かせます(所要10分)
話した内容をAIに貼り付けて、次の指示文を足します。ChatGPTでもGeminiでも、今契約しているもので構いません。ツールを増やす前に、渡す情報を増やすほうが効きます。
以下は、私の会社の料金についてのメモです。これをもとに、ホームページの「料金」ページに載せる原稿を作ってください。
条件:
1. 構成は「①いくらから ②含まれるもの・含まれないもの ③金額が変わる条件」の3つに分けてください
2. ①は「〇〇円〜」ではなく、実際の事例の形(条件+金額+日数)で3つ書いてください
3. ③は3つまで。それぞれ「どういう場合に、いくらくらい変わるか」を金額の幅で書いてください
4. 専門用語は使わず、お客さんが読んで分かる言葉にしてください。どうしても必要な用語はカッコで説明を足してください
5. 全体で800字以内。安さを売りにする表現(激安・業界最安値など)は使わないでください
6. メモに書いていない金額・数字は、絶対に勝手に作らないでください。足りない箇所は【要確認】と書いてください
7. 最後に「この金額は〇年〇月時点のものです」という1行を入れてください
この指示文で、効いているのは5つです
- 「事例の形で3つ」:「〜円」の曖昧さを消す
- 「金額の幅で書く」:断言させないので、あとで揉めない
- 「800字以内」:長い料金ページは読まれません
- 「勝手に作らないでください」:ここを書かないと、AIは平気で数字を埋めます
- 「【要確認】と書いて」:どこが自分の確認待ちなのか、一目で分かる
6番目が、いちばん重要です。
AIは、材料が足りないと、それっぽい数字で穴を埋めにきます。しかも堂々と埋めてきます。「たぶん相場はこのくらいだろう」で書いてくる。それをそのまま載せたら、あとで責任を取るのはあなたです。
出す前に、30秒だけチェックしてください
出てきた原稿を、そのまま貼らないでください。見るのは4か所だけです。
- 金額:自分が話した数字と1円でも違っていないか
- 日数と条件:「築20年」が「築30年」になっていないか
- 含まれる/含まれないの入れ替わり:ここが逆になっていることが、たまにあります
- 【要確認】が残っていないか:残っていたら、そこは自分で埋める
たたき台はAI、最終判断は人間です。ここだけは省かないでください。
なお、合計金額や割引後の金額を計算させるのはやめたほうがいいです。AIは計算機ではありません。足し算を間違えます。
▼「AIに何をどう渡せば、一般論じゃなく”自社の答え”が返ってくるのか」を、7つの無料特典にまとめました。話すだけで文章にする音声入力の使い方、コピペで使えるプロンプト15選も入っています。今すぐ受け取れます。
「安い」と書くな。「なぜ、その値段か」を書け
ここからは、書き方の話です。
料金ページを作ると、多くの人が「他社より安く見せなきゃ」と考え始めます。
これ、マジでやめた方がいいですよ。
価格は下げず、根拠を足す
安さで選ばれた客は、次にもっと安いところが出てきたら、そっちに行きます。当たり前です。安さ以外の理由がないからです。
やることは逆です。金額はそのままで、その金額である理由を1行足す。
- 「この価格には、5年間の保証が含まれています」
- 「自社の職人が施工します。下請けには出しません」
- 「解体で出た廃材の処分費まで、この金額に入っています」
これだけで、同じ金額が「高い」から「妥当」に変わります。
お客さんは、高いから断るんじゃないです。高い理由が分からないから断るんです。
松竹梅の3案を、そのまま料金ページに置いてください
私が昔から言っている、松竹梅見積もりです。
お客さんに言われた通りの見積もり、これを「竹」と言うんですけど、これだけ出しているうちは、あなたはただの業者です。比較されて終わりです。
プロなら3つ出しなさい。
- 梅:予算重視。範囲を削ってコストを下げたプラン
- 竹:ご要望通りの標準プラン
- 松:プロとして推奨する、長持ちする・効果が出るプラン
これを商談の場だけでやっている会社は多いんですが、料金ページにも置いてください。
こうすると何が起きるか。
読んだ人は、他社と比べるのをやめて、あなたの会社の中でどのプランにするかを悩み始めます。
他社比較が、自社内比較に変わる。これが、相見積もりを無効化するということです。
いちばん安い金額を、大きく見せないでください
3案を並べるとき、梅の金額をいちばん大きい文字にしないでください。
真ん中の竹か、松を目立たせる。人は、最初に目に入った金額を基準にします。
一番安い金額を基準にされると、そこから上はすべて「高い」に見えます。
業種別|最初に載せるのは、この1つです
全部の商品を一気に載せようとすると、確実に止まります。まず1つだけ選んでください。
| 業種 | 最初に載せる1つ | とくに効く欄 |
|---|---|---|
| 工務店・リフォーム | 一番件数が多い工事(水回り交換など) | ③金額が変わる条件(築年数・階数・搬入経路) |
| 士業・保険・コンサル | 月額顧問料の一番下のプラン | ②含まれるもの・含まれないもの |
| 整体・美容・クリニック | 初回の施術メニュー1つ | ①いくらから(初回と2回目以降の違い) |
| BtoB製造・卸 | 最小ロットの単価と、ロット別の目安 | ③数量による変動 |
| Web制作・撮影・印刷 | 一番よく出るパッケージ1本 | ②含まれるもの(修正回数・納品形式) |
選ぶコツは1つです。きれいに終わった仕事ではなく、金額でモメたことがある仕事を選んでください。
モメたということは、そこに説明不足があったということです。そこを紙にすると、いちばん効きます。
数字を出すのが怖い人は、この3つで守れます
「載せたほうがいいのは分かった。でも、書いた金額に縛られるのが怖い」
これも、よく聞きます。守り方は3つあります。
1. 日数も金額も、必ず「幅」で書く
「30万円」ではなく「28〜35万円」。
そして、幅の理由を1行だけ添える。
28〜35万円(既存の配管を活かせるかどうかで変わります)
理由が書いてあると、上限のほうになっても納得されます。理由がないと、上限は「値上げされた」に見えます。
2. 条件を、あとではなく先に書く
これは何度でも言います。
先に言えば条件、あとから言えば言い訳です。
「別途費用がかかる場合があります」ではなく、「電気容量を上げる工事が必要な場合、別途3〜6万円かかります」。具体的に、先に。
先に言われた条件で怒る人は、ほとんどいません。あとから言われるから怒るんです。
3. 「〇年〇月時点」と日付を入れる
これを1行入れておくだけで、料金ページはずっとラクになります。
材料費が上がったとき、値上げの説明が「今の価格はこちらです」で済むからです。日付が入っていない金額は、いつまでも生き続けます。
そして値上げのときは、日付と数字を書き換えるだけ。謝る必要はありません。
その1枚は、料金ページだけで終わりません
作った原稿は、ホームページに貼ったら終わり、ではないです。同じ中身を、そのまま4か所で使えます。
- 提案書・見積書の1枚目:金額の前に「何が含まれるか」を置くだけで、値引き交渉が減ります
- チラシの裏面:表で興味を持った人が、必ず裏で金額を探します
- LINE公式の固定メッセージ:「料金は?」の問い合わせに、自分で答える必要がなくなります
- 見積書に添える1枚:③の「分かれ道」を添えると、金額の根拠が伝わります
SNSは3日で流れますが、料金ページは残ります
ここが、いちばん言いたいところです。
SNSに料金の投稿をしても、3日で流れます。来月には誰も見つけられません。それはフローです。
でも、ホームページの料金ページに置いた1枚は、ストックです。
「福岡市 給湯器 交換 費用」と検索した人に、来年も再来年も見つけてもらえます。一度作れば、寝ている間も働き続ける。
SNS、毎日投稿できますか。無理ならWordPress一択です。
実際に、これで変わった会社があります
建築・内装工事の会社で、ネットからの反響が年間12件しかなかったところがあります。専門工事に特化したサイトを作り直したところ、毎月何かしら案件が入る状態になりました。
特別なことはしていません。何をいくらでやる会社なのかを、はっきり書いただけです。
もう1つ。Web知識ゼロの在宅パートの主婦さんが、マニュアルに沿って月100円レベルのコストでサイトを作り、集客できた例もあります。
センスは要りません。決め事があれば、誰がやっても同じ着地になります。
料金の書き方で、やってはいけない3つ
最後に、失敗パターンを3つだけ。
① 「応相談」だけで終わらせる
いちばんやりがちで、いちばん損しています。
「応相談」は、読んだ人には「聞かないと分からない=面倒くさい」としか映りません。どうしても総額が書けないなら、単価か、最低ラインか、事例のどれか1つは必ず書いてください。
② 「他社より安い」と書く
これを書いた瞬間、あなたの会社は価格で選ばれる会社になります。そして、必ずもっと安い会社が現れます。
安さではなく、含まれるものと、その理由を書いてください。
③ 一度書いた数字を、そのまま放置する
これ、地味に効きます。
3年前の金額が載ったままだと、来たお客さんは3年前の金額で話を始めます。そこから値上げの説明をするのは、かなりしんどい。
見直しは年1回で十分です。日付を書き換えて、数字を今の実勢に直す。それだけで15分です。
まとめ|今日やるのは、直近3件の平均を出すだけ
長くなったので、要点だけまとめます。
- 値段を隠すと、問い合わせは減らないが、決まらない問い合わせだけが増える
- 隠すと残るのは、価格で選ぶ人だけ
- 「1件ごとに違うから書けない」のは総額の話。単価と条件は毎回同じ
- 載せるのは3つだけ。①いくらから ②含まれるもの・含まれないもの ③金額が変わる分かれ道
- ③の「分かれ道」を書くと、問い合わせの中身が「いくら?」から具体的な相談に変わる
- 材料はスマホに5行、10分。直近3件の請求書を読み上げるだけでいい
- AIに書かせるときは、「メモにない数字は作るな」「足りないところは【要確認】」を必ず入れる
- AIは計算機ではない。金額の足し算は自分でやる
- 安く見せるな。金額はそのままで、理由を1行足す
- 松竹梅の3案を料金ページにも置く。他社比較が自社内比較に変わる
- 守り方は3つ。幅で書く・条件は先に書く・日付を入れる
- 先に言えば条件、あとから言えば言い訳
- 作った1枚は、提案書・チラシ裏・LINE・見積書添付の4か所で使い回せる
今日やるのは、これだけです。
フォルダを開いて、直近3件の請求書の金額を並べる。
それだけで、①の材料は揃います。あとは車の中でスマホに5行話せば、原稿は今日中に出ます。
AIが一般論しか返してこないのは、AIが悪いわけじゃないです。自分の仕事の情報を、まだ1つも渡していないからです。
渡した瞬間に、答えは「あなたの会社の言葉」に変わります。
仕組み化してしまえば、あとは勝手に回ります。
やるかやらないか、それだけの話です。
▼AIに「自分の情報」を渡して、一般論ではなく”自社の答え”を出させる方法を、無料の7大特典にまとめました。①AI超入門 ②話すだけ音声入力 ③AIをあなた専属のゴーストライターにする ④コピペで使えるAIプロンプト15選 ほか全7点。パソコンが苦手な方でも、順番どおりに進めるだけで使えるようになります。