求人を出して、やっと1人、面接に来てくれた。
その日は現場を早めに切り上げて、事務所の椅子を片付けて、履歴書を見ながら30分、一生懸命に会社の話をした。仕事のこと、これからのこと、自分がどんな思いでこの会社をやってきたか。
なのに、返ってきたのは「ありがとうございました。検討して、またご連絡します」。そして連絡は来ない。
先に言っておくと、これは話し方の問題ではありません。面接で相手に見せる紙が、5枚あるかどうかの問題です。
もっとこたえるのは、入ってくれた人が3か月で辞めるときです。「思っていた仕事と、少し違いました」と言われる。あのとき、たしかに説明したはずなのに。
正直に言うと、先月の応募者に自分が何をどこまで話したか、もう覚えていないのではないでしょうか。毎回その場で、思い出しながら、ちがう順番でしゃべっている。だから相手によって、伝わったり伝わらなかったりする。
今日は、給料をいくらにするか、という話ではありません。面接で「何を見せるか」の話です。
用意するのは、たった5枚。5枚あれば、足りる。AIに5行話すだけで、30分で作れます。しかもその5枚は、一度作れば来年の面接でも、入った人の説明でも、そのまま使えます。
面接で30分しゃべっても、相手に残るのは給料の金額だけです
木曜の夜7時。作業着のまま事務所に戻って、打ち合わせテーブルの向かいに応募者が座っています。
社長が話します。仕事の内容、うちの強み、今やっている現場、将来やりたいこと。相手は履歴書を前に置いたまま、うなずいています。「……はい」「そうなんですね」。
30分のうち、社長がしゃべっているのは25分。応募者が口を開いたのは、5分もありません。
そして帰り道、その人の頭に残っているのは、たいてい2つだけです。「月給いくら」と「土曜は隔週で出勤」。それ以外は、輪郭が残りません。
「やってみないと分からない」は、相手には「分からない会社」に聞こえます
面接でこう言っていませんか。
「まあ、やってみないと分からない仕事なんでね」
「うちは家族みたいな会社だから、そんなに堅苦しくないよ」
社長にとっては、正直で、親しみのある言い方です。でも相手からすると、入ったあとの自分がまったく想像できないという意味になります。
人が会社を選ぶとき、見ているのは「やる気を出せるか」ではありません。自分がここで働いている姿を、想像できるかどうかです。想像できない会社は、選択肢から静かに外れます。
3社受けている人の頭の中で、あなたの会社は「条件の数字」になっています
いま面接に来る人は、たいてい他も受けています。同じ週に、別の会社の事務所にも座っています。
その人が家に帰って比べるとき、机の上に並ぶのは何でしょうか。求人票と、給与の数字と、休日の日数です。あなたが30分しゃべった内容は、紙になっていないので、比べる土俵にすら乗りません。
紙になっていないものは、比べられないのではなく、無かったことになる。だから最後は条件だけで比べられて、条件のいい会社が勝ちます。
ここを、しゃべる力で逆転しようとしないでください。5枚あれば、足りる話です。
人が採れない原因を、給料のせいにしていると、あとで高くつきます
面接がうまくいかないと、次にやることはだいたい決まっています。求人の金額を1万円上げる。媒体を変える。紹介会社に頼む。
その前に、いま何が減っているかを数えてみます。
面接1件にかかる時間は、日程調整と準備と面接と、その後の連絡まで入れて、だいたい1.5時間。月に2件で、年に24件。年36時間が面接に消えています。ここまでは必要な時間です。
問題はその先です。入ってくれた人が3か月で辞めると、その間に教えた時間が丸ごと消えます。1日30分×60日で、30時間。しかも教えたのは、たいてい社長自身です。現場でいちばん時間単価の高い人が、30時間を使っています。
いちばん大きい損は、人が入らない間に、社長が現場から出られないことです
人が足りないから、社長が現場に出ます。現場に出ている間、見積もりは夜に回ります。提案書は土曜日に回ります。問い合わせの返事は翌日になります。
そうやって、取れたはずの仕事が後ろにずれていく。これは請求書に出てこないので、誰も損だと気づきません。
そして採用が決まらなければ、求人はもう一度出すことになります。掲載料をまた払い、原稿をまた直し、面接の日程をまた組む。1回で決まらなかった分だけ、同じ作業が二重にかかります。採用でいちばん高いのは、採用そのものではなく、決まらなかった回数です。
「給料を上げて募集する」は、いちばん高い対処法です
条件を上げると、応募は増えます。ただし来るのは「条件で選ぶ人」です。条件で来た人は、もっといい条件が出たときに、同じ理由で辞めます。
さらに面倒なのは社内です。新しく入る人の給与が、5年いるスタッフより高くなる。この話は、たいてい伝わります。伝わった瞬間に、静かに士気が下がります。
採用の入口を条件だけにすると、社内の給与体系ごと壊れていく。 だから、条件以外で選ばれる材料を用意するほうが安く済みます。
これ、AIが悪いわけじゃないです
「AIで求人票を書き直したけど、応募は増えなかった」という人がいます。当然です。
AIは、あなたの会社の仕事の中身を知りません。何を、誰のために、どうやってやっている会社なのか。入った人が3か月後に何をできるようになるのか。そこを渡していないから、どこの会社でも使える一般論が返ってくる。
足りないのはAIの性能ではなく、渡す材料です。そして材料は、あなたの頭の中にすでに全部あります。問題は、それが紙になっていないことだけです。
毎回ちがう話をするな、同じ5枚を見せろ
やることは、ひとことで言うとこれです。
面接で話すことを5枚の紙に固定して、あとは相手にしゃべらせる。
社長の説明を短くするために作るのではありません。相手が質問できる状態を作るために作ります。
商談と同じです。決まるのは、こちらが説明している時間ではなく、相手が質問している時間です。面接も同じで、応募者が質問を始めた瞬間に、その人は入社後の自分を想像し始めています。
5枚は「会社の自慢」ではなく「入った人の3か月後」を見せる紙です
会社案内をそのまま面接に持っていく会社があります。沿革、事業所一覧、代表あいさつ。応募者はそこを見ていません。
見たいのは、自分がどうなるかです。だから5枚は、次の名前になります。
1. この仕事は、誰の、何を解決しているのか
2. 入った人の、1日の流れ
3. 3か月後・1年後にできるようになること
4. 給料と評価の考え方
5. よく聞かれる不安への、うちの答え
名前を見て「うちには書けることが少ない」と思ったかもしれません。逆です。書ける範囲まで絞った会社ほど、伝わります。
神谷が支援した建築・内装工事の会社は、ネットからの反響が年間12件しかありませんでした。そこで何をしたか。手広く見せるのをやめて、LGS内装工事・軽天工事・GL工事という専門工事に絞ったサイトに作り替えました。結果、毎月何かしら案件が入る状態になりました。
絞ると仕事が減りそうに思えて、実際は増える。採用でも同じことが起きます。「何でもやります」の会社より、「うちはこれをやる会社です」と言い切る会社のほうが、人は決めやすい。
業者になるな、先生になれ。これは応募者に対しても同じです
神谷が繰り返し言っていることに、「業者になるな、先生になれ」があります。
業者は、言われた金額をそのまま出して、価格で比べられる。先生は、相手が聞く前に「こうしたほうがいい」を出せるから、比べられない。
採用でも構図はまったく同じです。条件を並べて待つのは業者の立ち位置。聞かれる前に「入ったらこうなります」を先に出すのが先生の立ち位置です。
もうひとつ、神谷の原体験の話をします。学生時代の飛び込み営業で、いらないと言っている人に頭を下げ続けることが、どうしても納得できなかった。そこから生まれたのが「二度と自分から売り込みはしない。欲しい人が向こうから来る仕組みを作る」という考え方です。
この会社は、その後リフォーム業で年商4.8億円、経常利益10%以上を、営業マンを雇わずに作りました。
採用も、頭を下げて口説く場ではありません。集客は説得ではなく選別です。 採用も同じで、合う人に残ってもらい、合わない人には早めに他社を選んでもらうほうが、お互いに得をします。5枚は、そのための道具です。
「うちの仕事は説明することが多いから、5枚じゃ足りない」と思ったなら
その感覚は、たいてい正しくありません。説明することが多いのではなく、説明する順番が決まっていないだけです。
試しに、いまの面接で話している内容を思い出してみてください。会社の成り立ち、社長の思い、業界の現状、今後の展望、うちの強み、現場の雰囲気。このうち、応募者が入社を決めるときに必要なものはいくつあるでしょうか。
多くは、入ってから、仕事をしながら伝わっていく話です。面接で伝えるべきなのは、決めるために必要な情報だけでいい。それが5枚です。
もうひとつ、よく出る心配があります。「紙にすると、堅苦しく見えないか」。逆です。何も持たずに30分しゃべるほうが、相手は緊張します。紙が真ん中にあると、二人で同じものを見る形になり、質問が出やすくなります。
やることは、3つだけです
1. 5行だけ、AIに話す
2. 5枚の中身を、AIに書かせる
3. 見せる順番と、しゃべる言葉を決める
合計30分。パソコンが苦手でも大丈夫です。スマホの音声入力で話しても構いません。実際、神谷が支援した会社では、Web知識ゼロの在宅パートの主婦が、手順どおりに進めて月100円レベルのコストでサイトを作り、集客に成功しています。必要なのはセンスではなく、順番です。
この先で、その順番と、そのまま貼れる指示文をお渡しします。
5枚を見せた日から、面接は「選ばれる場」から「選ぶ場」に変わります
5枚を持って面接に座ると、その日のうちに変わることがあります。
| 5枚が無いとき | 5枚があるとき | |
|---|---|---|
| 社長がしゃべる時間 | 25分 | 8分 |
| 応募者が話す時間 | 5分 | 20分 |
| 面接1件あたりの準備 | 毎回60分(思い出しながら) | 10分(相手に合わせて1枚だけ差し替え) |
| 同じ説明の言い直し | 月4回 | 0回 |
| 入社後3か月の質問対応 | 1日30分 | 1日5分 |
数字が動く理由は単純です。毎回ゼロから思い出してしゃべる作業を、やめているからです。
そして、面接の終わりに返ってくる言葉が変わります。
「ありがとうございました。検討します」ではなく、「ここなら、続けられそうです」「話が具体的で、イメージがつきました」に変わる。
これは、商談で「一度持ち帰ります」が減っていくのと、まったく同じ現象です。持ち帰られるのは、内容が悪いからではなく、その場で判断できる材料が渡っていないからです。
もうひとつ。5枚があると、条件の上乗せ競争から降りられます。 他社より1万円高く出す、という戦い方をしなくてよくなる。追いかけの連絡を何度も入れなくてよくなる。値引きせずに決まる商談と、同じ形です。
効き目は、入ってからのほうが長く続きます。入社初日に同じ5枚をもう一度渡すと、新人はそれを机に置いて、分からなくなるたびに自分で見返します。先輩に同じことを三度聞かなくてよくなる。教える側の負担が減って、「最近の若い子は聞きに来ない」という話も起きにくくなります。
そして5枚は、面接が終わっても消えません。ホームページの採用ページにそのまま置けます。SNSの投稿は3日で流れますが、ホームページは24時間働き続けます。一度作って、何度も使う。 これが、人を増やす前に仕組みを作る、という考え方です。
▼ここまでの内容を、AIで実際に回すための無料7大特典(AI超入門/話すだけ音声入力/AIをあなた専属のゴーストライターにする/コピペで使えるAIプロンプト15選/AI画像生成ガイド/Canva画像編集法/録音→AI議事録)はこちらから受け取れます
この先で手に入るもの
ここから先は、実際に5枚を作って面接で使うための、手を動かす部分です。お渡しするのは次のものです。
- そのまま貼れるコピペ指示文2本(①5行から5枚の原稿を書かせる指示文 ②出てきた原稿を応募者の言葉に直させる指示文)
- 5枚の設計表1つ(どの枚に何を書くか/何を書いてはいけないか)
- 書き換えのBefore→After表1つ(よくある社長の言い回しが、応募者に届く言い方に変わる見本)
- 面接の前に見る確認4項目
- やってはいけない、4つの見せ方(労働条件・個人情報・聞いてはいけない質問を含む、責任のある使い方)
この5枚を外注で作れば、ヒアリングと原稿で数万円はかかります。人が1人決まって半年続けば、その差は比べるまでもありません。とはいえ、大事なのは金額よりも、次の面接が来週入ってしまうかどうかです。
向いている人
- いま募集をかけている、または半年以内に1人入れたい
- 面接で何を話すか、毎回その場で考えている
- 条件を上げる以外の打ち手を持っていない
向いていない人
- 当分、人を増やす予定がまったくない
- 説明の型を作らず、その場の空気で決めたい
- 5枚を作っても、面接で見せるつもりがない
【手順1】5行だけ、AIに話してください(10分)
最初に作るのは、5枚のスライドではありません。AIに渡す「材料の5行」です。ここを飛ばして「面接用の資料を作って」と頼むと、どこの会社でも使える一般論が出てきます。まずこの5行を、メモ帳でもスマホの音声入力でも構わないので、そのまま打ち込んでください。
- 所要時間:10分
- 入力:あなたの頭の中にある事実だけ
- 出力:AIに貼る5行のメモ
| 行 | 何を書くか | 書き方の例(架空・内装工事の会社) |
|---|---|---|
| 1行目 | 誰の、何を解決している仕事か | 「店舗の内装工事。オーナーの”開店日に間に合わせたい”を守る仕事」 |
| 2行目 | 募集している仕事の、1日の始まりと終わり | 「朝7時に事務所集合、現場へ移動。夕方5時半に片付けて解散。残業は月10時間程度」 |
| 3行目 | 未経験が3か月でできるようになること | 「材料の名前が分かる/墨出しの補助/道具の準備と片付け」 |
| 4行目 | 1年後にできるようになること | 「小さな現場を1人で任される/簡単な採寸」 |
| 5行目 | よく聞かれる不安 | 「体力がもつか」「先輩が怖くないか」「資格は必要か」 |
3行目と4行目が、いちばん大事です。ここが書けない会社は、面接でも説明できていません。思いつかない場合は、いま一番若いスタッフが入った年に何をしていたかを、そのまま書いてください。
そのうえで、次の指示文をそのまま貼ります。
あなたは中小企業の採用を支援するライターです。以下の5行は、私の会社の事実です。この事実だけを使って、面接で応募者に見せる資料5枚分の原稿を作ってください。
【条件】
・5枚の見出しは次に固定:①この仕事は誰の何を解決しているか ②入った人の1日の流れ ③3か月後・1年後にできるようになること ④給料と評価の考え方 ⑤よく聞かれる不安への答え
・1枚につき、見出し1行+本文3行以内。1行は30文字以内
・私が書いていない事実、数字、金額、休日数を足さないでください。必要な箇所は【要確認】と書いて空欄にしてください
・「アットホーム」「風通しがいい」「やりがい」「成長できる」という言葉は使わないでください
・専門用語には、1行の説明を添えてください(未経験者が読む前提)
・煽り文句や、他社との比較は書かないでください
【5行】
(ここに5行を貼る)
確認①:出てきた原稿に【要確認】がいくつあるか数えてください。0個なら要注意です。AIが勝手に埋めた可能性が高いので、金額・休日・残業時間を1つずつ見てください。
【手順2】5枚の中身を、社長の言葉から応募者の言葉に直させる(15分)
AIが出した原稿は、たいてい「間違ってはいないが、誰にでも当てはまる」状態です。ここから1段階だけ削ります。
まず、5枚に何を書き、何を書かないかを揃えます。
| 枚 | 見出し | 書くこと | 書かないこと |
|---|---|---|---|
| 1枚目 | この仕事は、誰の何を解決しているか | お客さんの困りごとを1つ、具体的な場面で | 会社の沿革・代表あいさつ・事業所一覧 |
| 2枚目 | 入った人の1日 | 時刻入りの流れ(朝・昼・夕方)、移動の有無 | 「忙しいけど充実」などの感想 |
| 3枚目 | 3か月後・1年後にできること | できるようになる作業名を、順番に | 「一人前になれる」などの抽象語 |
| 4枚目 | 給料と評価の考え方 | 何ができたら何が変わるか、決め方の考え方 | 個人の給与額・他の社員との比較 |
| 5枚目 | よく聞かれる不安への答え | 実際に聞かれた質問3つと、正直な答え | 都合の悪い点を隠した説明 |
そのうえで、次の指示文を貼ります。
先ほどの5枚の原稿を、未経験の応募者が読む前提で書き直してください。
【条件】
・社内でしか通じない言葉を、すべて日常語に置き換えてください
・「頑張ります」「やりがい」「成長」などの気持ちの言葉を、具体的な作業名や時間に置き換えてください
・5枚目は、質問と答えを「Q1行・A2行」の形にしてください
・答えにくい質問は、隠さず「ここは大変です。その代わりこうしています」の形で書いてください
・私が渡していない数字や約束を新しく作らないでください
・最後に、この5枚を読んだ応募者が聞きたくなる質問を5つ、予想して並べてください
最後の1行がポイントです。出てきた5つの質問が、次の面接であなたが聞かれる質問になります。答えを用意しておけば、その場で固まることがなくなります。
書き換えの前後は、こう変わります。
| よくある書き方 | 応募者に届く書き方 |
|---|---|
| アットホームな職場です | 朝礼は5分です。分からないことは、その場で先輩に聞く決まりです |
| やりがいのある仕事です | 自分が張った壁のある店に、後日お客さんとして入れます |
| 未経験歓迎、丁寧に教えます | 最初の1か月は、道具の名前と準備を覚えるところからです |
| 頑張り次第で昇給あり | 1人で採寸ができるようになった時点で、基本給を見直します【要確認】 |
| 家族みたいな会社です | 社員6人です。全員の名前と担当を、この紙に書いています |
確認②:気持ちの言葉(やりがい・アットホーム・成長・頑張り)が1つでも残っていたら、その行は作り直してください。
確認③:4枚目の給与の書き方が、労働条件の通知と食い違っていないか。金額・休日・残業の数字だけは、AIではなく自分の目で入れてください。 たたき台はAI、最終判断は人間です。
【手順3】見せる順番と、しゃべる言葉を決めてください(5分)
紙ができても、渡し方を決めないと、また30分しゃべる面接に戻ります。
見せる順番は、1→2→3→5→4です。給料の話(4枚目)を最後に回すのが肝です。先に仕事の中身が想像できていれば、同じ金額でも受け取り方が変わります。
使い方は3つだけ決めておきます。
- 1枚につき、しゃべるのは1分。読み上げない(相手のほうが速く読めます)
- 1枚めくるごとに「ここまでで、気になるところありますか」と1回聞く
- 5枚が終わったら、紙は相手に渡して帰ってもらう(家で家族と見る人が多い)
確認④:面接の前日に、5枚を声に出して読んでください。一息で読めない文は、本番でも噛みます。 噛む文は、その場で短くして構いません。
面接の前に、4か所だけ確認してください
| 確認する場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 金額・休日・残業 | 労働条件の通知や求人票と、1文字でも違っていないか |
| 【要確認】の残り | 空欄のまま面接に持って行っていないか |
| 人の名前 | 辞めた人の名前、他社の名前が残っていないか |
| 写真 | 顔が写っている場合、本人に見せる許可を取ったか |
紙は印刷して、A4で持っていってください。画面で見せると、相手は手元に残せません。家に持って帰れる紙だけが、家族に見せてもらえます。
やってはいけない、4つの見せ方
①できない約束を、紙に書く
「頑張れば1年で月30万」のような、根拠のない数字は書かないでください。数字だけは、AIに決めさせない。 労働条件は、書面で正確に伝えるものです。紙に書いた瞬間に、それは約束として受け取られます。
②聞いてはいけない質問を、AIに作らせる
手順2で「聞きたくなる質問」を出させますが、本籍地・家族構成・思想信条・宗教・支持政党など、本人の適性や能力と関係のない事柄は、面接で聞いてはいけません。 AIが質問リストに混ぜてきたら、その場で削ってください。ここはAIに判断させる場所ではありません。
③他の社員の給与や、個人情報をAIに入れる
「うちの社員の給与はこうだから」と実額を貼り込むのは避けてください。名前も同じです。AIに入れていいのは、他人に見せて困らない情報だけです。社外秘の図面や、取引先との契約内容も同様です。
④5枚を読み上げて、また30分しゃべる
いちばん多い失敗がこれです。紙があると安心して、1枚目から全部読んでしまう。それでは元と同じです。5枚は、あなたがしゃべるための紙ではなく、相手に質問させるための紙です。
一人で回らないときは
ここまで読んで、「5行なら書けそうだ」と思った人は、今日30分で作れます。
止まるとしたら、たいてい操作ではなく判断です。3行目に何を書けばいいのか。うちの仕事はどこまで細かく書くべきか。ここで手が止まります。
神谷は20歳の頃からパソコンスクールの講師をしてきました。そこで分かったのは、人はソフトの使い方ではなく、「自分の場合はどれを選べばいいか」で止まるということです。だから、教材だけでは進みません。
まずは、無料の7大特典を受け取ってください。AI超入門、話すだけ音声入力、AIをあなた専属のゴーストライターにする、コピペで使えるAIプロンプト15選、AI画像生成ガイド、Canva画像編集法、録音→AI議事録。今日の5枚を作るのに、そのまま使えます。
そのうえで、自社の業務を棚卸しして、AIで実務を回すところまで一緒に進めたい場合は、AIスモビジ実践会があります。動画教材だけでは進まなかった人が、質問と添削を受けながら進める場です。全員に向けた場ではありません。本気で手を動かす人だけ来てください。
今日お渡しした指示文2本と設計表を全部使うと、明日の朝には、A4で5枚の紙が手元にあります。次の面接で、あなたは25分しゃべる代わりに、5枚をめくって8分話し、残りの20分で相手の話を聞くことになります。そして帰り際、その人は紙を鞄に入れて帰ります。家でそれを読む人が、次にあなたの会社に入る人です。
まとめ|今日は、いちばん人が足りない仕事を1つ選んでください
- 面接で30分しゃべっても、相手に残るのは条件の数字だけ
- 人は「やる気を出せるか」ではなく「自分を想像できるか」で決める
- 条件を上げる対処は、条件で辞める人を呼び、社内の給与体系も壊す
- 足りないのはAIの性能ではなく、渡す材料。材料はあなたの頭の中にある
- 用意するのは5枚。会社の自慢ではなく、入った人の3か月後を見せる紙
- 5行を話して、AIに書かせて、順番を決める。合計30分
- 金額・休日・残業の数字と、聞いてはいけない質問だけは、自分で判断する
- 作った5枚は、採用ページにそのまま置ける。一度作って、何度も使う
今日やることは1つだけです。いま、いちばん人が足りない仕事を1つ選んで、手順1の5行を書いてください。 5枚を作るのは、そのあとで構いません。
説明がうまくなる必要はありません。5枚あれば、足りる。 やるかやらないか、それだけの話です。
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