「ブログも書かなきゃ」「SNSも更新しなきゃ」「動画もやったほうがいいらしい」。
そう言われて、全部を別々に、毎回ゼロから作ろうとして、結局どれも続かなかった。
最近、そういう社長さんが本当に多いです。
わかります。ブログはブログ、Xの投稿はX、Instagramは写真、YouTubeは台本、メルマガはメルマガ。媒体が増えるほど「作るネタ」も増えていく気がしますよね。1日が発信の作業で終わって、肝心の本業がおろそかになる。これでは本末転倒です。
でも、はっきり言います。それ、AIの使い方以前に、発信のやり方そのものが間違っています。
正しくは、逆です。ネタを増やすんじゃない。1つのネタを、何度も使い回すんです。
現場で1回話したこと。お客さんと交わした1つの会話。撮った1本の動画。それを、AIに渡して「7つの媒体向けに作り分けて」と頼むだけ。作る量は7分の1、発信の量は7倍。これが、忙しい実業家のための発信のやり方です。
だからこそ、この記事を作りました。パソコンが苦手でも、キーボードを叩かなくてもできる、「1つのネタを7回働かせる」具体的な手順を、世界一かんたんに解説します。
なぜ、あなたの発信は「毎回ゼロから」で終わるのか
まず、多くの社長が発信で消耗している理由を、はっきりさせておきます。
原因は、やる気でも、センスでもありません。
1つのネタを、1回しか使っていないからです。
考えてみてください。今日、現場でお客さんに「この工事、なんでこの金額なんですか?」と聞かれて、あなたは丁寧に説明したはずです。その説明、めちゃくちゃ価値のある「ネタ」です。でも、その場で話して終わり。どこにも残っていない。
明日はまた別のお客さんに、ほぼ同じことを一から話す。ブログを書こうと思ったら、また別のネタをひねり出そうとして、手が止まる。
これ、毎回「新品のネタ」を探しにいっているから、しんどいんです。
- ブログのネタを考える
- SNSの投稿を考える
- 動画のネタを考える
- メルマガの内容を考える
全部バラバラに、毎回ゼロから。これでは、どれだけ時間があっても足りません。
はっきり言って、ネタが尽きているんじゃないです。目の前にあるネタを、捨ててしまっているんです。
私はこれまで、リフォーム会社や印刷会社を、営業マンを雇わずにWeb集客だけで回してきました。年間1000件規模の問い合わせを、Webから取り続けています。でも、それは私に文才があったからでも、毎日3時間ブログを書いていたからでもありません。
答えはシンプルで、1つの現場、1つのやり取りを、何度も使い回してきただけです。ここを知っているかどうかで、発信の負担は10倍変わります。
結論:1つのネタを”7回”使い回せば、作る量は7分の1・発信量は7倍になる
先に結論を言います。
これからやることは、たった1つです。
「1回作った素材を、AIで7つの媒体向けに作り分ける」
これだけです。
たとえば、さっきの「なんでこの金額なんですか?」への答え。この1つのネタを、AIに渡すと、こう分身します。
- ブログの記事1本(料金の考え方を丁寧に解説)
- Xの投稿(「相見積もりで安いところに流れる前に、これだけは知ってほしい」)
- Instagramのキャプション(施工写真に添える一言)
- YouTube・ショート動画の台本(3分で話す原稿)
- メルマガ・LINEの配信文
- ホームページの「よくあるご質問」1問
- チラシや店頭POPの一言コピー
1つのネタが、7つのコンテンツになりました。
あなたがやったのは、現場で1回話した内容を、AIに渡しただけです。
ここが、今までのあなたと、これからのあなたの決定的な違いです。
今まで:ネタを7個ひねり出して、7回ゼロから作る(だから続かない)
これから:ネタは1個。あとはAIが7つに作り分ける(だから続く)
作る量は7分の1。でも、お客さんの目に触れる発信の量は7倍。これが「1本を7回使え」の意味です。
そもそもAIは「増やす」道具じゃない。「作り分ける」道具です
ここで、多くの人が勘違いしていることを、正しておきます。
AIは、ネタを無限に生み出す魔法の箱ではありません。そういう使い方をすると、「どこかで見たような一般論」が大量に出てくるだけです。中身のない投稿が増えて、かえって信用を落とします。
AIの本当の使いどころは、そこじゃないです。
あなたが持っている1つの中身を、媒体ごとの”形”に作り分けること。ここです。
同じ料理でも、お皿が変われば見せ方が変わりますよね。それと同じで、同じネタでも、ブログなら長く丁寧に、Xなら短く刺さるように、動画なら話し言葉で。この「作り分け」こそ、AIが一番得意なところなんです。
そして、この考え方は、発信を「資産」に変える第一歩でもあります。
私はいつもクライアントにこう言っています。
SNSは流れる。ブログやホームページは、積み上がって資産になる。
Xの投稿は、3日もすればタイムラインの下に流れて、二度と見られません。フロー、つまり流れていく労働です。でも、同じネタをブログにして自社のホームページに積んでおけば、それは1年後も検索から見込み客を連れてくる「ストック資産」になります。
1回話したネタを、流れて消える媒体だけで終わらせるか。それとも、積み上がる資産として残すか。この差が、1年後に大きく効いてきます。
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【手順】1つのネタを7つに分身させる、たった3ステップ
では、具体的なやり方です。むずかしいことは一切ありません。キーボードすら、ほとんど叩きません。
ステップ1:素材を”話して”AIに渡す(スマホの音声入力でOK)
まず、ネタを1つ選びます。今日あった出来事で十分です。
- お客さんによく聞かれる質問と、その答え
- 現場で気づいたこと、失敗しないためのコツ
- 施工前・施工後で、こんなに変わったという1件
- お客さんに言われて嬉しかった一言
これを、スマホの音声入力で、話すだけでいいです。
職人さんも社長も、キーボードをカタカタ打つ必要はありません。移動中の車の中で、スマホに向かって「今日、〇〇っていうお客さんに、△△って聞かれてさ…」と、しゃべった通りに吹き込む。誤字も、言い間違いも、あとでAIが整えてくれるので気にしなくていいです。
これが、私がいつも言っている「泥臭いAI活用」です。現場の言葉を、そのままAIに投げる。ここがスタートです。
ステップ2:AIを”あなた専属のゴーストライター”にする
ここが、一番大事なところです。ここを飛ばすと、AIは一般論しか返しません。
やることは、AIに「あなたの会社の情報」を先に渡しておくこと。
- 会社の名前、地域、業種
- 得意な工事、他社と違う強み
- お客さんの層(どんな人が多いか)
- あなたの口調、大事にしている考え方
これを一度メモにして渡しておくと、AIは「どこかの誰か」ではなく、「あなたの会社の広報担当」として書いてくれるようになります。
同じ「料金の説明」でも、一般論のAIは「適正価格が大切です」みたいな薄い文章を返します。でも、あなたの情報を渡したAIは、「うちは福岡で〇〇工事に特化していて、安さより長持ちで選ばれている」という、あなたの言葉で書いてくれる。
この差が、読んだお客さんが「この会社、わかってるな」と感じるか、「よくある業者か」とスルーするかの分かれ道です。
ステップ3:媒体ごとに”作り分け”を指示する
素材と会社情報を渡したら、あとはこう頼むだけです。
「この内容を、①ブログ記事、②Xの投稿、③ショート動画の台本、④メルマガ、⑤よくある質問、の5つに作り分けてください」
すると、AIが同じネタを、それぞれの媒体の”形”に整えて、まとめて出してくれます。
ブログは長く丁寧に。Xは短くパンチのある一言に。動画は話し言葉の台本に。あなたは、出てきたものに軽く手を入れて、投稿するだけ。
参考までに、そのまま使える「頼み方」の型を1つ載せておきます。難しく考えず、カギカッコの中を自分の言葉に置き換えるだけでいいです。
「あなたは、私の会社の広報担当です。私の会社は【地域・業種・強み】です。お客さんは【どんな層】が多いです。以下の内容をもとに、①ブログ記事(2000字・丁寧に)②Xの投稿(140字・言い切り)③ショート動画の台本(3分・話し言葉)④よくある質問(1問1答)の4つを、私の口調に合わせて作り分けてください。数字や実績は、私が確認するので、勝手に作らないでください。 ―――【ここに、音声入力で話した内容を貼る】」
これをコピーして、カギカッコを埋めるだけ。あとはAIが4つまとめて出してくれます。
1回話して、5つも7つも出てくる。この感覚を一度味わうと、もう「毎回ゼロから」には戻れなくなります。
実際に「1つのネタ」がどう分身するか、やってみます
言葉だけだとイメージしづらいと思うので、具体的にやってみます。
たとえば、あるリフォーム会社の社長が、現場でこんなことがあったとします。
「浴室のリフォームで、お客さんが最初は一番安い商品を希望していた。でも話を聞くと、10年後にまた入れ替える予定はないと言う。だから、初期費用は少し高くても、掃除がラクで長持ちする商品を勧めたら、すごく喜ばれて、追加で洗面所も頼まれた。」
この、たった1つの出来事。これを社長がスマホに話して、AIに渡すと、こう分身します。
①ブログ記事(自社サイト)
「【浴室リフォーム】一番安い商品を選ぶ前に、知っておいてほしい”10年後のコスト”の話」というタイトルで、2000字くらいの丁寧な記事に。松竹梅の考え方、長持ち商品のメリット、掃除の手間の差まで解説。検索した見込み客が読んで「この会社に相談したい」と思う内容になります。
②Xの投稿
「浴室リフォーム、一番安い商品を選ぶ前に。10年後にまた入れ替えるなら、初期費用が少し高くても長持ちする方が、トータルでは安いです。目先の金額だけで比べると、だいたい損します。」
③Instagram
施工後の写真に添えて、「掃除がラクで長持ち。10年後まで考えた提案をしています」という一言と、地域名のハッシュタグ。
④ショート動画の台本
「浴室リフォームで失敗する人の共通点、知ってますか?」から始まる、3分で話せる原稿。
⑤メルマガ・LINE
登録者向けに、「安物買いの銭失いにならないリフォームの選び方」として配信。
⑥ホームページのよくある質問
「Q. 一番安い商品でお願いできますか? → A. もちろん可能です。ただ、10年後の入れ替えまで考えると…」という1問。
社長がやったのは、現場であった1件を、車の中でスマホに話しただけ。それが6つのコンテンツになりました。
しかも、この社長の言いたいこと(安さより長持ち、プロとしてちゃんと提案する)が、全部の媒体に一貫して流れています。これが、発信で「先生」として信頼される会社の作り方です。言われた通りの見積もりを出すだけの「業者」では、こうはなりません。
1つの素材から生まれる「7つの集客コンテンツ」早見表
具体的に、1つのネタが、どの媒体で、どんな役割を果たすのか。整理しておきます。
| 分身先 | 役割 | 使い方のコツ |
|---|---|---|
| ①ブログ(自社サイト) | 資産の本体 | 一番長く丁寧に。検索から見込み客を連れてくる |
| ②X(旧Twitter) | 拡散のきっかけ | 短く言い切る。ブログへのリンクを添える |
| ③Instagram | 信頼づくり | 施工写真+一言。地域名のタグを付ける |
| ④YouTube・ショート台本 | 顔と人柄を見せる | 話し言葉の原稿にする。1本3分で十分 |
| ⑤メルマガ・LINE | 見込み客の育成 | 登録者に直接届く。CTAを1つ入れる |
| ⑥ホームページのよくある質問 | 問い合わせ前の不安解消 | 1ネタ=1問。積むほど営業が楽になる |
| ⑦チラシ・店頭POP | オフラインの接点 | 一番刺さった一言を大きく載せる |
大事なのは、全部を今日からやる必要はないということです。
まずは①ブログと、②③のSNS。この3つから始めれば十分です。慣れてきたら、動画やメルマガに広げていけばいい。1つのネタが3つに分身するだけでも、あなたの発信の負担は、確実に3分の1になります。
「動画は苦手」「うちの業種では無理」と思った方へ
ここまで読んで、「動画なんて撮れない」「うちみたいな地味な業種で、発信するネタなんてない」と思った方がいるかもしれません。
その気持ち、よくわかります。でも、両方とも誤解です。
まず、動画について。顔を出して、編集して、凝った動画を作る必要はまったくないです。スマホで施工中の様子を10秒撮る。あるいは、AIに作らせた台本を、スマホのカメラに向かって話すだけ。編集は、最近のAIツールが字幕もつけてくれます。「上手な動画」を作るんじゃない。「あなたの人柄が伝わる動画」を、雑でいいから出す。それだけで、文字だけのホームページより何倍も信頼されます。
次に、「ネタがない」という誤解。これが一番もったいないです。
あなたが毎日、当たり前にやっている仕事。お客さんに何十回も説明してきたこと。それは、あなたにとっては「当たり前」でも、お客さんにとっては「知らないこと」だらけです。
- なぜ、その工事にその金額がかかるのか
- 安い業者に頼むと、あとで何が起きるのか
- 季節によって、気をつけることは何か
- よくある失敗と、その避け方
これ、全部ネタです。あなたが「こんな当たり前のこと」と思っていることほど、お客さんは知りたがっています。地味な業種ほど、ちゃんと発信している会社が少ないので、むしろ勝ちやすいんです。
「一般論しか返ってこない」を抜ける、たった1つのコツ
ここまで読んで、「でも、うちがやると、ありきたりな文章になりそう」と感じた方もいるはずです。
その不安、正しいです。そして、原因もはっきりしています。
AIが使えないんじゃない。AIに、自分の情報を渡していないだけです。
AIは、あなたの会社のことも、地域のことも、お客さんのことも、何ひとつ知りません。だから、そのまま頼めば「どこかで見たような一般論」しか返せない。当たり前です。
逆に言えば、ステップ2でやったように、自分の情報を渡すだけで、答えは一気に「あなたの言葉」に変わります。ここが、AIで発信がうまくいく人と、いかない人の、たった1つの分かれ目です。
そしてもう1つ、絶対に守ってほしいことがあります。
たたき台はAIに作らせて、最終判断は必ず人間がやる。
AIは、たまにもっともらしい嘘(事実と違う金額や、やっていない実績)を混ぜてきます。特に、料金・納期・実績の数字は、あなたの目で必ず確認してから世に出してください。
AIに丸投げして、そのまま投稿するのは危険です。AIは、あくまで「下書きを高速で作る優秀な部下」。決裁のハンコを押すのは、社長であるあなたです。ここを守れば、AIは怖い道具ではなくなります。
使い捨てにするな。7つの分身を”積んで”寝かせて稼ぐ資産にする
最後に、一番伝えたいことを言います。
せっかく1つのネタを7つに分身させても、それを「流れて消える媒体」だけで使ったら、もったいないです。
Xの投稿は流れます。Instagramも、タイムラインの下に沈みます。それだけで終わらせたら、また明日、新しいネタを探す作業に逆戻りです。
だから、必ず「ブログ(自社のホームページ)」に積んでください。
ホームページは、あなたが寝ている間も、文句ひとつ言わずに営業してくれる、24時間働く営業マンです。1つのネタをブログとして積んでおけば、それは1年後も、2年後も、検索からお客さんを連れてきます。
- SNSだけの人:毎日投稿し続けないと、集客がゼロになる(焼畑農業です)
- ブログに積む人:一度書けば、寝かせておいても見込み客が集まる(資産です)
1回話したネタを、7つに分身させて、そのうち1つを資産として積む。これを週に1回、1年続けたらどうなるか。あなたのホームページには、50本以上の「営業してくれる記事」が積み上がります。
これが、営業マンを雇わずに、Web集客だけで会社を回すということです。特別な才能はいりません。脳に汗をかいて、仕組みを作ったかどうか。ただ、それだけの差です。
▼「1つのネタを7つに分身させて、資産に積み上げる」を、あなたの会社で回せるようにする無料の「7大特典」を用意しました。話すだけで文章を作る音声入力、AIをあなた専属のゴーストライターにする方法、コピペで使えるプロンプト集まで、パソコンが苦手な方でもステップ順に進められます。本気で発信の消耗から抜けたい社長だけ、受け取ってください(登録無料・LINE追加ですぐ届きます)→ https://m.kpartner.jp/p/m2q9CoFGHOzc?ftid=C9WMRegRGHIg
まとめ:ネタを増やすな。1つのネタを、7回働かせろ
最後に、今日の話をまとめます。
- 発信が続かないのは、やる気やセンスの問題じゃない。1つのネタを1回しか使っていないから
- AIは「ネタを増やす」道具じゃなく、「1つのネタを媒体ごとに作り分ける」道具
- 手順はたった3つ。①話して渡す ②会社情報を渡してゴーストライター化する ③媒体ごとに作り分けを頼む
- 一般論を抜けるコツは、自社の情報を渡すこと。そして最終判断は必ず人間がやること
- 分身させたら、必ずブログ(自社サイト)に積んで、寝かせて稼ぐ資産にする
ネタは、探すものじゃありません。あなたの毎日の仕事の中に、もう転がっています。それを7回使い回すだけで、発信は「消耗」から「資産づくり」に変わります。
やるか、やらないか。それだけの話です。
まずは、今日あった出来事を1つ、スマホに話してみてください。そこから、あなたの会社の資産づくりが始まります。