【新規1件より、点検10件】広告費をかけて“新しいお客さん”ばかり探している社長へ|去年の顧客名簿をAIに貼るだけで「その後どうですかの案内1枚」を20分で作り、広告費0円で来月の予定を埋めるAI既存客フォロー術


来月の予定表を見て、「ちょっと薄いな」と思う日、ありませんか。

そういうとき、たいてい最初に頭に浮かぶのはこれだと思います。チラシをまこうか。広告をもう少し出そうか。SNSをちゃんと更新しないとまずいな。ホームページをそろそろ作り直したほうがいいのかもしれない。

でも、正直に言います。それ、いちばんお金と時間がかかるやり方です。

広告を出せば、知らない人から問い合わせは来ます。ただ、その多くは「相見積もりの3社目」です。値段を聞かれて、他と比べられて、いちばん安いところに決まる。取れたとしても利益は薄い。取れなければ、見積もりを作った時間だけが消えます。

その一方で、去年あなたに仕事を頼んだ人が、名簿の中に何十人といます。もう説明はいりません。金額感も知っています。あなたの顔も、電話番号も知っています。それなのに、工事や納品が終わったあの日から、一度も連絡していない。

私は印刷、リフォーム、Web集客、M&Aと業種をまたいで事業をやってきました。営業マンは1人も雇っていません。Webからの問い合わせだけで年間1000件規模の案件を回して、年商4.8億円・経常利益10%以上を続けてきました。

その私が、いちばん「もったいない」と思っているのがここです。新規を取る仕組みより先に、終わったお客さんに一言送る仕組みがない会社が、本当に多い。

だからこの記事では、集客の話をしません。今日書くのは、去年の顧客名簿をAIに貼って、「今、声をかけるべき人」を仕分けさせ、そのまま送れる”その後どうですかの案内1枚”を作る手順です。かかる時間は20分。広告費は0円です。パソコンが苦手でも、スマホだけでできます。

一番高い集客は、「知らない人を連れてくること」です

まず、お金の話から入らせてください。

新しいお客さんを1人連れてくるのに、いくらかかっているか。広告費だけの話ではありません。問い合わせの電話に出る時間、現地を見に行くガソリン代と2時間、見積もりを作る1時間、そして決まらなかったときのゼロ。ぜんぶ足すと、1件あたりの本当のコストはかなりの額になります。

一方で、去年のお客さんに案内を1枚送るコストは、はがき代と、AIに話す5分です。

同じ「1件の仕事」でも、入り口のコストが10倍以上ちがう。ここを整理しないまま「集客が足りない」と言って広告を足すのは、穴の空いたバケツに水を足しているのと同じです。

それでも新規を追いかけてしまうのは、「連絡する用事」がないからです

「既存客を大事にしろ」なんて、みなさん耳にタコができるほど聞いていると思います。それでもやらない。理由ははっきりしています。

連絡する”用事”がないからです。

用事もなく電話して「その後いかがですか」と言うのは、正直きついです。相手も「え、なんの話だろう」と身構えます。売り込みだと思われたくない。だから手が止まる。当たり前です。

悪いのは、あなたの営業根性ではありません。用事を作る仕組みがないことが原因です。やる気の問題にすると、来年も同じ場所にいます。

私は、飛び込み営業が心底いやでした

私の原点は、学生時代の飛び込み営業です。

いらないと言っている人に頭を下げる。あれが苦痛で仕方がなかった。効率も悪いし、なにより人として消耗する。だから決めました。二度と、自分から売り込みはしない。欲しい人が向こうから「お願いします」と来る仕組みを作る。

今回の話は、その延長線上にあります。既存客への案内は、売り込みではありません。相手が自分では気づけないタイミングを、こちらが教えてあげるだけです。売り込みと通知は、まったく別物です。

放っておくと、お客さんは静かに他社に移ります

もう一つ、見落とされがちなことがあります。

お客さんは、あなたに不満があって離れるわけではありません。忘れるだけです。

3年前にリフォームを頼んだ会社の名前を、いま思い出せる人がどれだけいるでしょうか。そこにポストへ「1年点検のご案内」を入れてきた別の会社があれば、次はそちらに頼みます。悪気はありません。目の前にあったから、それだけです。

だから、この記事の目的はシンプルです。忘れられる前に、思い出してもらう。 それだけで来月の予定は埋まります。

結論|送るのは営業ではなく、「点検のご案内」です

結論から言います。

既存のお客さんに送るのは、キャンペーンでも割引でもありません。「そろそろ見ておいたほうがいい時期ですよ」というお知らせです。

  • 工事なら、1年点検・コーキングや設備の様子見の時期
  • 士業なら、制度改正や期限が近づいたお知らせ
  • 整体・美容なら、前回から時間が空いた方への声かけ
  • 制作物なら、更新・差し替えの時期

売る話は、その後ろに小さく置いておくだけでいい。用事の顔をして届く紙は読まれます。売り込みの顔をして届く紙は、封も開けられずに捨てられます。

「先生」は、聞かれる前に言う人です

私はいつも「業者になるな、先生になれ」と言っています。

業者は、言われたことをやる人です。先生は、相手がまだ気づいていないことを、先に教える人です。

歯医者を思い出してください。半年後にハガキが来ますよね。あれを売り込みだと思う人はいません。むしろ「ちゃんと診てくれている」と感じます。同じことを、あなたの商売でやるだけです。

そして先生の位置に立てた人は、次の仕事で値段を叩かれません。比較されるのが「他社」ではなく「今やるか、来年やるか」に変わるからです。

やることは、たった2つです

やることを先に言っておきます。

  • 手順1: 去年の名簿をAIに貼って、「今、声をかけるべき人」を仕分けさせる(10分)
  • 手順2: その人に送る「案内1枚」をAIに作らせて、自分で1行だけ足す(10分)

以上です。20分。この後の準備を入れても、30分あれば終わります。

【準備】名簿は、きれいなエクセルじゃなくて大丈夫です(10分)

ここで「うち、顧客管理システムなんて入れてないよ」と止まる方が必ずいます。いりません。

必要なのは、次の3つだけです。

  • 誰に(お客さん1件を区別できる記号。A様、B社、で十分です)
  • いつ、何をしたか(2025年4月・浴室リフォーム/2024年11月・確定申告 など)
  • 金額帯(80万円台、といったざっくりでOK)

これだけあれば仕分けはできます。

どこから引っぱってくるか

だいたい、この4か所のどれかに眠っています。

  • 請求書・領収書のフォルダ(会計ソフトの取引先一覧が一番早いです)
  • 見積書を作ったフォルダ
  • LINEのトーク一覧、メールの送信済み
  • 現場の写真フォルダ(撮影日が入っているので、日付が拾えます)

紙の台帳しかない、という方は、スマホで撮ってAIに読ませれば文字にしてくれます。キーボードを叩く必要はありません。私はいつも言っていますが、職人さんや社長がパソコンの前に座る必要なんてないんです。撮る、話す、投げる。それで十分回ります。

名前・住所・電話番号は、AIに入れないでください

ここだけは、真面目に守ってください。

AIに貼るのは、A様・B社のような記号と、時期と、内容と、金額帯だけです。氏名、住所、電話番号、メールアドレスは入れません。

判断基準は簡単です。「これ、別の会社の担当者に見せても平気か?」。平気ならOK、まずいならその欄は消してから貼る。それだけです。

仕分けが終わったあと、記号を実名に戻すのは自分の手元でやります。手間は3分です。この3分をケチって、お客さんの個人情報を外に出す理由はどこにもありません。

【手順1】名簿を貼って、「今、声をかけるべき人」を仕分けさせる(10分)

準備ができたら、AIに貼ります。ChatGPTでもGeminiでも、いま使っているもので構いません。ツール選びで止まるのが一番もったいないです。

一緒に渡す「前提5行」が、すべてを決めます

ここが今日いちばん大事なところです。

名簿だけ貼って「分析して」と打つと、教科書みたいな一般論が返ってきます。それで「AIは使えない」と止まる人が本当に多い。

でも、これはAIが悪いわけではありません。あなたの会社の情報を、AIに渡していないからです。AIは、あなたの商売も、地域も、単価も、何も知りません。だから、次の5行を必ず一緒に渡してください。

  • ① うちの業種と、いちばん取りたい仕事(例:内装工事/単価60万〜120万のリフォーム)
  • ② 商品やサービスの”寿命”(例:コーキングは5年、給湯器は10年、髪は6週間、契約は1年)
  • ③ 来月〜再来月に出せる枠(例:施工は月4件まで、面談は週2枠)
  • ④ 単価帯(例:60万〜150万。20万以下はやらない)
  • ⑤ 連絡手段(例:はがきとLINE。電話は相手から来たときだけ)

この5行があるだけで、返ってくる答えが「どこかで見た話」から「うちの話」に変わります。

コピペで使える指示文

あなたは、地域密着の中小企業の営業をサポートする担当者です。以下の【前提】と【顧客リスト】を読み、「今、こちらから声をかけるべき順」に並べ替えてください。

【前提】

①業種と取りたい仕事:〇〇

②商品・サービスの寿命:〇〇

③来月〜再来月に出せる枠:〇〇

④単価帯:〇〇

⑤連絡手段:〇〇

【顧客リスト】

(記号・時期・内容・金額帯を貼る)

出力は表にしてください。列は「記号/前回からの経過/今回の声かけ理由/緊急度(今すぐ・3か月以内・年1回でよい・連絡不要)/案内する内容(1行)」の5つです。

条件:

・書いていないことを勝手に足さないでください。推測した箇所は文末に【要確認】と書いてください。

・値引きやキャンペーンを理由にしないでください。理由は「時期が来たこと」で書いてください。

・「連絡不要」に分類した理由も1行で書いてください。

「勝手に足すな」の一文は必ず入れてください。これがないと、AIはやっていない工事や、実在しないキャンペーンを平気で作ります。

返ってくるのは、こういう表です

記号前回からの経過声かけ理由緊急度案内する内容
A様1年2か月外壁塗装から1年。初回点検の時期今すぐ1年点検のご案内
B社8か月昨年と同時期に増刷の実績3か月以内在庫確認と改訂のご相談
C様3年給湯器10年目が近い年1回でよい設備の年数お知らせ
D様2年値引き要求が強く、粗利がほぼ出ていない連絡不要

この表ができた時点で、もう半分終わっています。あとは上から順に送るだけです。

「連絡不要」の欄を作るのが、いちばん効きます

多くの人が驚くのが、この最後の行です。

私は、集客は説得ではなく選別だと考えています。全員に同じ熱量で連絡する必要はありません。値段しか見ていない人、無茶な納期しか言ってこない人に、こちらから声をかけて仕事を増やしても、忙しくなるだけで利益は残りません。

先に「もう追いかけない相手」を決めておくと、残った人に使える時間と気力が増えます。ここが、案内を出しても疲れない人と、疲れて三日でやめる人の分かれ目です。

出てきた表を、そのまま信じないでください

一つだけ注意です。

AIは、貼られた情報の中で辻褄を合わせようとします。日付や金額を勝手に丸めることもあります。だから、緊急度が「今すぐ」になった行だけは、必ず自分の目で元の資料を確認してください。10件でも5分で終わります。

たたき台はAI、最終判断は人間。ここは絶対に崩さないでください。

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【手順2】送る案内は、「1枚・3ブロック」で作る(10分)

仕分けができたら、次は文面です。長い手紙はいりません。A4・1枚で終わらせます。

中身は3ブロックだけです。

  • ① その後どうですか(前回やったことを具体的に書く。ここが一番効きます)
  • ② この時期に見ておくといいところ(3つまで。専門家の目線を1行ずつ)
  • ③ 今回できること(点検だけ/部分対応/まとめて対応、の3つの幅で書く)

②が入っているかどうかで、読まれ方がまったく変わります。①だけだと「ご挨拶」、③だけだと「営業」。②があると「教えてくれる人からの連絡」になります。

コピペで使える指示文

以下の【お客さん情報】をもとに、送付するA4・1枚の案内文を書いてください。

【お客さん情報】

・前回の内容と時期:〇〇

・経過期間:〇〇

・今回の声かけ理由:〇〇

構成は次の3つにしてください。

①前回の内容にふれた「その後どうですか」の挨拶(3行以内)

②この時期に見ておくとよい点を3つ(専門家として、それぞれ1〜2行)

③今回できることを、点検のみ/部分対応/まとめて対応の3段階で

条件:

・全体で700字以内。難しい専門用語は使わないでください。

・値引き・割引・期間限定という言葉は使わないでください。

・工事内容や金額を勝手に作らないでください。不明な部分は〇〇と空欄にし、文末に【要確認】と書いてください。

・語調は、丁寧だがへりくだりすぎない、地元の職人の言葉づかいで。

割引を書いた瞬間、次から定価で売れなくなります

ここで、つい書きたくなるのが「今なら20%OFF」です。やめてください。

一度でも割引で動いたお客さんは、次から割引がないと動かなくなります。しかも「あの会社は待てば安くなる」と学習させてしまう。目先の1件のために、その先の全部を安くしているのと同じです。

代わりに書くのは、です。点検だけ・部分だけ・まとめて。これは松竹梅の入り口です。

  • =点検と報告だけ(費用は最小、まずは状況を知る)
  • =気になるところだけ部分的に直す
  • =この機会にまとめて手を入れる(結果的に一番安く、長持ちする)

こう並べると、お客さんの頭の中は「A社と比べてどうか」ではなく「うちはどれにするか」に変わります。他社比較が、自社内比較に変わる。これが値段を下げずに決まる理由です。

最後の1行は、自分で書いてください

AIが作った文章のままだと、どうしても「よそ行き」になります。

最後に1行だけ、現場を見た人にしか書けないことを足してください。

  • 「玄関前の水はけ、あのとき少し気になっていました」
  • 「前回、奥様が言われていた収納の件、その後いかがでしょうか」

この1行があるだけで、「うちのことを覚えている会社」になります。AIには絶対に書けない部分で、そしてここが、この手紙で一番読まれる場所です。

送り方は、3つだけ考えれば十分です

作った案内をどう届けるか。凝った仕組みはいりません。

  • はがき・封書……工事、設備、不動産など、単価が高くて期間が空く商売はこれが一番強いです。物として残るからです
  • LINE・メール……美容、整体、教室、BtoBのリピート商材。既読率が高く、返事も早いです
  • 電話……最後です。手紙やLINEを送ったあと、返事があった人にだけかけます

順番が大事です。いきなり電話をかけると売り込みになります。紙を先に入れて、電話は「先日お送りした件で」から始める。これだけで、相手の身構え方がまったく違います。

一斉送信より、「10件ずつ」

もう一つ。全件まとめて送らないでください。

10件送って、反応を見て、次の10件。この順番にすると、文面の悪いところが1回目で分かりますし、何より返事が来たときに対応できます。50件に送って全員から連絡が来たら、あなたの現場が回りません。

出せる枠を先に決めて、その枠に合う数だけ送る。これは手順1の前提③で渡した情報とつながっています。

返事が来たときの2行返信も、先に作っておく

返事が来てから文面を考えると、返信が翌日になります。翌日になると熱が冷めます。

だから、送る前に返信パターンを3つだけAIに作らせておいてください。「見に来てほしい」「金額だけ知りたい」「今回は見送る」。この3つで9割カバーできます。スマホのメモに貼っておけば、移動中の3分で返せます。

とくに「今回は見送る」への返信を用意しておくと、断られたときに気持ちが折れません。次のひと言まで決まっていれば、断りは事故ではなく手順の一部になります。

「点検」と言えない業種は、こう置き換えます

「うちは点検なんてないよ」という方へ。置き換えるだけです。

業種送る”用事”ひと言の切り口
工務店・リフォーム1年点検・保証の確認「施工から1年経ちましたので、様子を見に伺います」
設備・電気・水道部品と機器の年数のお知らせ「そろそろ10年目です。壊れる前に見ておきませんか」
士業・保険・コンサル制度改正・期限のお知らせ「来年から扱いが変わります。御社は関係します」
整体・美容・クリニック前回からの経過の声かけ「前回から〇週間です。今の状態を一度見せてください」
印刷・広告・Web制作在庫・更新・情報の古さ「昨年の名刺、そろそろ在庫が切れるころです」
BtoB製造・卸定期発注と仕様変更「前回と同じ内容で手配できます。数量だけご指示ください」
教育・スクール次の段階の案内「〇〇まで終わったので、次はここが伸びます」

共通しているのは、たった一つです。「相手の時間が経った」ことを、こちらから教えているだけ。売る話は、その後ろにいます。

どの業種でも、一番効くのは「前回の具体」です

一つだけコツを言うと、案内の冒頭に前回やったことを具体的に書くほど反応が上がります。

「いつもお世話になっております」で始まる手紙は捨てられます。「昨年6月に、2階の洋室の壁紙を張り替えさせていただきました」で始まる手紙は、最後まで読まれます。

だから手順1で、名簿に「いつ・何をしたか」を必ず入れてもらいました。これは名簿ではなく、手紙の書き出しの材料なんです。

送った内容は、そのままホームページの資産になります

ここまでできたら、もう一段だけ得をしてください。

作った案内文は、あなたの会社の一番いいコンテンツです。「1年後に見ておくべき3か所」「10年目に交換を考える設備」。こういう情報は、これから頼む人にとっても知りたいことばかりです。

だから、そのままホームページの1ページにしてください。

  • 「よくあるご相談」のページに、点検の時期とチェック項目として載せる
  • 「アフター・保証について」のページを1枚作る
  • 施工事例ページに「1年後の様子」として写真を足す

手紙は1回、ページは24時間

はがきは、送った人にしか届きません。しかも1回です。

でも、同じ内容をホームページに置いておけば、24時間、検索した人に読まれ続けます。私がいつも「SNSのようなフロー労働より、WordPressのようなストック資産を持て」と言っているのはこれです。ホームページは名刺ではなく、24時間働く営業マンです。

うちのクライアントでも、ネットからの反響が年間12件しかなかった建築・内装の会社が、専門性に絞ったページを積んだことで毎月案件が入る状態になりました。特別なことはしていません。手元にある実務の情報を、外から読める形に置いただけです。

案内を送るたびに1ページ増える。半年後には、点検の話だけで6ページ増えています。手紙を書く手間が、そのまま資産になる。この二重取りをやらない理由がないんです。

やってはいけない、3つのこと

最後に、失敗しやすいところを3つだけ。

① 全件に、同じ文面を送る

いちばんやりがちです。文面が同じだと、「一斉送信だな」と一発で分かります。

手順1で分けた緊急度ごとに、少なくとも3種類は作ってください。AIに作らせるので、追加コストはゼロです。

② 個人情報を、そのままAIに貼る

もう一度だけ書きます。氏名・住所・電話番号は入れない。記号と時期と内容だけ。

「便利だから」で一度でも越えると、次から歯止めがきかなくなります。ルールは最初に決めておくものです。

③ 1回送って、反応がないからやめる

これがいちばん多い失敗です。

1回送って、返事が2件しか来なかった。だから意味がない、とやめてしまう。でも、案内が効いてくるのは2回目、3回目からです。1回目は「そういえばこの会社あったな」を作る回です。

年に2回でいいので、続けてください。忘れられないことそのものが仕事です。

まとめ|来月の予定は、去年の名簿の中にあります

長くなったので、まとめます。

  • 新しいお客さんを探すのが、いちばん高い集客です
  • 去年のお客さんに連絡できないのは、根性の問題ではなく「用事」がないからです
  • 用事は、点検・期限・経過のお知らせで作れます
  • 名簿は、記号・時期・内容・金額帯の4つで十分です
  • 名前・住所・電話番号はAIに入れません
  • 前提5行を渡して、AIに「今すぐ/3か月以内/年1回/連絡不要」で仕分けさせます
  • 案内は、A4・1枚・3ブロック。値引きではなく、点検だけ/部分/まとめての3つの幅で書きます
  • 最後の1行だけは、自分の言葉で足します
  • 10件ずつ送って、返信の型を先に用意しておきます
  • 送った内容は、そのままホームページに置いて資産にします

今日やることは、たった一つです。去年の請求書フォルダを開いて、10件だけ書き出す。 それだけで、来月の予定表は変わり始めます。

ここまで読んで、「やり方は分かったけれど、うちの場合はどう書けばいいのか」と思った方も多いと思います。実際、つまずくのは操作ではありません。手順1の「自分の会社の情報を、どうAIに渡すか」です。ここだけは、業種によって書き方が変わります。

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新しいお客さんを探す前に、去年のお客さんに一言。順番を変えるだけで、来月は変わります。


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